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イタリア赤ワインのぶどうの比較~初心者はサンジョベーゼ、ネッビオーロから


イタリアの赤ワインのぶどうの種類

イタリアは、旅行の際に、自分がワインの魅力に取り込まれた国、その場所はフィレンツェから開始した。そこは、トスカーナ州。トスカーナの赤ワインは、サンジョベーゼという名のトスカーナ州原産のぶどう品種である。

もう一つは、ネッビオーロという品種で、イタリアで、ワインの王といわれるバローロ、ワインの女王と言われるバルバレスコに使用されている。ピエモンテ州のワインであり、この州はイタリア北のトリノがある場所。個人的には、より飲みやすく華やかさを感じるバルバレスコが好きである。

イタリアの赤ワインはまずこの二種類を抑えればいいだろう。結論を述べ、そのあと詳細と具体銘柄を示したい。

 

結論

サンジョベーゼとネッビオーロの違いの識別は、フランスワインより難しい印象。

大きな違いは、ネッビオーロの方が香りが強いことである。ただ、これは銘柄、ビンテージによるものかもしれない。

 

補足

なお、自分の印象は古いかもしれないが、イタリアワインは、デカンタージュすると味がより美味しくなった気がする。ただ、これは値段が高すぎない比較的若めのワインを飲んでいたためかもしれないし、ソムリエの技術が特に優れていたからかもしれない。そのソムリエはヴィーニ・ディ・アライ 渋谷であり、荒井氏は、私が買ったイタリアワインの図書を執筆されており、ソムリエ協会副会長 荒井基之氏。氏は私がワイン学校に通っていた時に、一度講師をして頂いた。 レストランでは、ワインの資格を無事取得した友人達とのお祝い会を開催したのだが、底の広いデキャンタでイタリアワインのサービスを受けたら、飲んだことのないような美味しさだった。ワインとの付き合いは驚きに遭遇することが多く、本当に素晴らしい。今思うと、底の広いデカンタは、若い手頃な値段のワインを空気との接触面積を増やし、美味しくするのに適している。

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サンジョベーゼ

この赤ワイン用のぶどうの主な特徴は以下とされている。

非常に濃いルビー色。香りは弱めで、ストロベリーやチェリーのような果実香。強いタンニンと酸味。

今回Tastingしたのは以下のワイン
‎Tenuta la Novella Chianti Classico Riserva 2016 評価90 サンジョベーゼ100%

色でいうと、ルビーというよりは、渕がややオレンジがかっていた気がする。香りは確かに弱めだった。果実香りは最初は弱く、印象弱いが時間とともに花開いて、まろやかな良い印象の香りに変化した。味あうと確かにタンニンと酸は強い。

ネッビオーロ

主な特徴は、

オレンジがかったガーネット色。バラやチェリーに例えられる華やかで気品のある香りに加えて、酸味が豊富でタンニンが分厚い

説明だけ見ると、違いは色と香りだが、ワインにもよりそうなので微妙だな。酸とタンニンの強さは同じ位。

Tastingしたワインは厳選した、
プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ・リゼルヴァ・モンテフィコ 2016 Parker 95

自分が、バローロよりバルバレスコの洗練さが好きなので、これを選んだ。バローロは、ワインの王、バルバレスコはワインの女王。やっぱり女王様が好きだからね。

Parker95なのでこれは楽しみなワイン。

上記サンジョベーゼをTastingしたあとに評価すると、色、香りによる違いはわからん。ただ、違いは最初の香りの強さが大きい事。

確かこちらのみデカンタージュして美味しくなったが、時間が1時間位たつと、空気接触時間が長かったためか、ちょっと酸味が強くなりすぎた記憶である。(酔ってこの記事書いたのが遅れたので、少し記憶があいまい)

コロナ期間中仲良くなった、イタリアのプロのソムリエより、Biondi Santiを個人で家で飲むときはデカンタしないといっていたのを思い出した。デカンタすると酸の強さが目立つのが早いので、グラスの中でゆっとくり変化を楽しむと言っていた。荒井氏のサービスとは逆なので、やはりワインの若さ含めたワイン自体によるだろう。このあたりを見極められてこそ、さらに上を目指せるのだが、8月にコンクールに出て上位入賞毎回していたプロのイタリアワインソムリエに合うので、聞いてみよう。ブログは更新する。

 

ワイン学校エピソード

ワイン学校で、荒井氏が赤ワインを出して、何のワインか聞いてきた。それを見事あてたら、荒井氏が「ドキッとした」と言われた。これはワイン人生で一番うれしかったこと。

何かというとキャンティクラシコ ビラアンティノリ

1991年時点の話だが、このビラアンティノリのみキャンティと違う特徴があり、タンニンの特徴で舌でざらざらした特徴があるので、何回か飲んで記憶していて、「キャンティクラシコ ビラアンティノリ」と回答したのだ。ざらざらで分かった。

このワインは当時の帝国ホテルの確か支配人の犬丸さんが雑誌で、このワインを飲むと言われていたので、興味を持って買ったのである。

ところがである、2023年時点でキャンティクラシコ ビラアンティノリを買って味わったのだが、このざらざら感はなくなっていた。恐らく売り方の何かの変化はあったのだろう。このざらざらビンテージの物は長い熟成でどう変化したのか、気になるところである。

 


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