藤井聡太四段は、公式戦連勝新記録以外の新記録候補があります。
本日、加古川青流戦で、都成竜馬四段と対戦し、勝利しました。
なお、藤井四段は、7月19日が誕生日で、次の対局が7月21日の予定のため、14歳最後の試合となります。
本日の勝利が自分への少し早い誕生日プレゼントとなりました。
都成さん、三連敗は残念でした....
連勝記録はストップしましたが、他の記録はどうでしょうか?
現在の記録は以下になりました。
新記録への挑戦と現状
記録 | 過去のベスト記録 | 藤井四段の現状 |
勝率記録 | 0.8545 中原 | 0.955 (新記録中) |
年度勝数 | 68 羽生 | 21 |
年度対局数 | 89 羽生 | 22 |
都成さんとの対局は3回目になります。
藤井聡太四段及び対戦相手の戦績とレーティング、対局中の小ネタについて将棋初心者風にまとめました。
当日はニコ生と日本将棋連盟ライブ中継を見てます。
藤井聡太四段の戦績とレーティング
藤井四段は、連勝記録がストップしましたが、そのあとまた勝利しています。
以下のイロレーティングの評価によると、
藤井四段は、1697点になりました。
定義によると平均的な対局者の点数は1500点です。
対戦相手の都成竜馬四段について
次の対戦可能相手の都成竜馬さんは同じ四段ですね。
年齢は27歳です。
2015年後期に四段に昇格で少し遅めでした。
過去二回、対戦してその時は藤井が勝利しています。
戦積とレーティングはいくつでしょうか。
戦績
年 | 対戦数 | 勝ち | 負け |
2016年度 | 42 | 26 | 16 |
2017年度 | 7 | 5 | 2 |
合計 | 49 | 31 | 18 |
2017年は藤井四段との対局以外はすべて勝利しています。
全体の勝率は、63%です。
レーティング
都成竜馬のレーティングは、1618点です。藤井四段以外との対局では勝っているので、点数が上がっています。
都成四段の戦い方
中飛車を得意とし、都成流という新戦法を編み出しているとのことです。
居飛車に対して、飛車先の逆襲、飛車を取ることを目的とした指し方だそうです。
前回、一番慣れ親しんだ方法でやって、「完敗でした」といっているので、今回、打ち手を改良してくるでしょう。
やはり中飛車をもう一度するのではないでしょうか。
持ち時間についても、一回目の時、最後にあわてて打った手でまけましたので意識するはずです。
対戦中の小ネタ
- 今日は14:00からです。よって勝負メシの情報はありません。
- 先手は都成さんです。また、中飛車でしょうか。
- やはりそうです。歩を出しました。
- 今日は積極的に都成さんから攻めあがってますね。
- 銀で攻めて行き、銀交換になりました。
- 都成さん、今日はもう積極的に飛車で攻めて行きました。やはり、前回二回の経験により攻め方を変え、より積極的になっています。前回は飛車をなかなか攻めに使いませんでしたからね....
- うーん、都成さん、飛車を下げることにより、藤井四段に中飛車対策でまわりを固められた感じです。
- 藤井四段も、中飛車にしました。全体的に攻めあがってきています。
- 15:15時点の消費時間は、都成四段43分、藤井四段29分です。少し時間差が大きいですね。
- おっと、都成四段、銀で大手です。積極的にしかけます。
- 金、銀をとることに成功しました。藤井四段の王のまわりは少しスカスカになりました。
- 15:53で隣四段、残り時間がなくなったので、1分将棋になります。少し苦しい展開になりそうです。
- 藤井四段は、あと10分持ってます。
- お互いの王と王が近づきあい、かなりの密度の中での攻防になりました。緊迫しています。
- 圧力を受け、珍しく藤井四段が王を下げました。
- 両者、一分将棋になりました。
- 藤井四段、また王を下げました。これでは攻めにくくなりますね。
- 都成四段、王のまわりを立て続けに攻められて、見方がいなくなっていきます。ちょっと、ピンチです。
- 投了です。藤井四段が勝利しました。都成さんも今までの中では一番良かったです。
- インタビュー
- 都成さん「さしやすい展開にはなっていったんですが...」
- 「中飛車はいつも通り」
- 都成さん「また公開対局が藤井さんとあるが、いい内容で対応していきたい。」
- 藤井四段は、いつものとおりの対応....もう、聞くネタもなくなってきたのでは....
- 次回は7/21です。藤井四段は夏休みに入りますね。