藤井聡太四段の公式戦連勝記録が更新されております。
中学生でこの強さ、羽生でも6連勝どまりでしたので、どこまで続くんでしょうか?
本日2017年5月25日竜王戦6組 決勝で藤井四段が近藤誠也五段と対戦、勝利し、連勝記録がついに19となりました!
AbemaTVでも54万の視聴者数!!!!
藤井聡太四段の戦績とレーティングと、対戦相手の近藤誠也五段について、対戦中の昼食、夕食、事前に実施した結果予想、及び小ネタについてまとめました。
藤井聡太四段の戦績とレーティング
藤井四段は、公式戦18連勝でした。
負けた記録は、非公式戦の
- 5/7 豊島将之八段
- 4/23から開始のAbemaTV 炎の七番勝負で一敗
です。
勝った数が18+6=24で、負けた数が2(非公式) です。
とてつもない強さですね。
公式戦は連勝しているので、本番に強いタイプでしょうか。
次に、棋士の強さをイローレーティグという方法で示せます。
このイローレーティングの定義は、
イロレーティング (Elo rating) とは、チェスなどの2人制ゲームにおける実力の測定値(レーティング)の算出法である。「イロ」とはこの算出法を考案した、ハンガリー生まれでアメリカの物理学者であるアルパド・イロ(英語版)に由来する。
出典:「イロレーティング」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2017年1月20日 (金) 16:21 UTC
このイロレーティングで棋士を評価したサイトが以下です。
藤井四段は、1620点です。
前回勝利したため、値は6点上がってます。
定義によると平均的な対局者の点数は1500点です。
対戦相手の近藤誠也五段について
対戦相手の近藤誠也さんは一段上の五段ですね。
年齢は20歳です。
プロとしてのデビュー戦は2015年のクリスマスイブ。対戦相手は藤井聡太と同じく何と、加藤一二三。そこで勝ってます!!
2016年は、44勝16敗で勝率は5位です。
5歳から将棋を始め、若手では圧倒的な有望株とのことです。
戦積とレーティングはいくつでしょうか。
戦績
年 | 対戦数 | 勝ち | 負け |
2015年 | 1 | 1 | 0 |
2016年 | 60 | 44 | 16 |
2017年 | 12 | 11 | 1 |
合計 | 73 | 56 | 17 |
2017年はほとんど負けなしですね。伸び盛りの強敵ですね。
レーティング
近藤誠也五段のレーティングは、1705点です。
結果予想
レーティグだけで予想すると
藤井四段 1620点
近藤五段 1705点
で、近藤五段の方が有利ですので、近藤五段が勝つことが予想できます。
ただし、過去には、羽生善治1848点にも藤井四段は勝ってますので、どういう結果になるか、ドキドキですね。
近藤誠也棋士の勝機
近藤誠也五段の棋風は、得意戦法としては矢倉囲いとのことです。
角のある位置に王を移動させ、まわりを金や銀で囲む戦法です。
対戦中の小ネタ
実況中継の女性が結構やりとりが面白くずっと見ててもあきません。名前は.....誰でしょう? 山口恵梨子女流二段です。
- 藤井四段は、今日もスーツ姿です。
- 先手は近藤五段。
- おっと、一手目から藤井四段がお茶を飲みます。
- 近藤五段が長い間(10分位) 外に出ました。トイレ?
- 藤井四段も立ち上がりました。足がしびれるみたい。
- 接戦です。お互い手がなかなか進みません。
- 近藤五段がまた外に出る。また、お互い外に出る.....
- 12:00になりました。藤井四段は五目やきそば(1000円)]紫金飯店が昼食です。
- 近藤五段は、冷中華 大盛りです。
- 12:40~再開です。近藤五段少し遅れて到着。
- 14:00 お互いしっかり守りながら拮抗しています。なかなか進まないのでいつ終わるのかわからない展開です。
- 拮抗してますが、藤井四段がいつでも仕掛けられる局面に。
- 近藤五段 銀が右側にひとり追いやられて浮いている...戦力のロス
- 藤井四段はすきないうち方。うまい。
- 近藤五段が退出。藤井四段が立って近藤五段側に移動し棋譜を見る。
- 藤井四段 退出中に6,5歩を打つ! しかけました!
- 15:00 藤井四段が6割り5分方優勢!!
- 両者あぐらをかいてます。マナーでは午前中は正座とのことです。
- 16:47 夕食の注文中です。いろいろな店のメニューを見てます。2分位で決めてました。
- 17:56 夕食休憩に入りました。
- 夕食は、藤井四段は「チャーシューメン」(ほそ島や 900円)です。昼に続いて麺です。伸びる前に食べなけいればいけません。
- ところでこのお金は誰が払うんでしょう? 将棋会館の人が立て替えて本人でしょう....
- 近藤五段はつけとろろそばです。(800円)
- しかし、食事のメニューの店と写真と値段まで比較して出すなんて、将棋放送も遊び心ありますね~。
- 18:57 近藤五段 残り一時間.....
- 19:19 藤井四段が王手で攻める!
- しかし、近藤五段が、飛車二つに角ひとつを持ってます。でも藤井四段が守りの薄い王を攻めます!
- 19:39 102手で投了。藤井四段の勝利。
- 終了後のコメント:
- 近藤五段「楽しみな気持ちで対戦した。自分の力が出せなかった。」
- 藤井四段「体力的には慣れてきた。」
- なお、番組中紹介がありましたが、藤井四段は、子供のとき、「キュボロ」という立体のおもちゃで直観力をつけたとのことです。
このキュボロ、なんだろなぁ~と思って、通販サイトで外観を見たのですが、これと同じものが伊勢丹にあり、子供が小さいときに良く遊んでました!!
伊勢丹には、こういう知育系の玩具が多く置いてます。
組み合わせを変えて良く遊んでました。私も楽しかったので一緒に遊んだのを覚えてます。立体的想像力も身につくと思います。
外観は、以下のようなものです。将棋色ですね--。