OSサポート期限
Windows 7のサポート期限は、2020年1月14日です。
この期限を超えると、特に重要なセキュリティの対応プログラムが出てこないため、Windows Vistaの時のような、ランサムウェアなどが発生し、セキュリティに不安が残ります。
必ず、変更していきましょう。
現在のPCのWindowsの更新か、PC新規購入か?
現在のPCは、Windows VISTAの頃から使用しているデスクトップPCで、Windows10の最新版で、そこそこそこの性能のものを買うと、6.2万円位することが、秋葉原の店員の話でわかりました。
私の使用状況ですが、
- クロームは20画面位使用していて、エクセルを開きながら作業することがある。(時々遅かったりメモリエラーになる)
- 時々(5%以下の割合で)画像編集をする。画像の書き出しに時間がかかる。
20画面を開くためには、16GBのメモリが必要と店員に言われました。実際店頭のPCで確認しました。(実際のところ、16GBのメモリでもメモリ使用量は、50%を超えてませんでした....)
最安値での基盤,CPU,メモリの購入を考えた場合、Windowsは、プロダクトキーのみ購入にすると、約3万円となりました。
約6.2-3=3万円の節約です。
よって、PCの新規購入は選択しませんでした。
Win7からアップデートかクリーンインストールか?
Windows7のマシンをお持ちの際、アップデートをして7から10の環境に一気に移すか、バックアップをとり、クリーンインストールをするか二通りの方法があります。
最初の方法は、楽ですが、PCを使いながら、処理が重くなったりしてませんか? たとえば、フリーソフトなどを入れて、マイニングソフトとか勝手に入っていたら、処理が遅くなってしまってます。
これって、ソフトをアンインストールしても消えないんですよね。
新規に、クリーンインストールすると、早いままの処理のソフト設定に戻ります。
よって少し手間がかかりますが、クリーンインストールを推奨します。以下、その方法をご紹介します。
色々調べながらやったので、トータルでかかった時間は、コミコミで4時間位でした。(準備と、Windows10導入後のソフト等の再設定)
ただ、フリーソフトなどあまり入れてなく、PCもあまり遅くなってない感じの方で少しでも早くできる方がいい人の場合は、7から10へのアップデートでもよいと思います。
クリーンインストールの条件
Windows10インストールに要求されるPCの性能は、以下です。Windows 7よりも軽いため、通常インストールには問題ないはずです。確認したところ、Windows 7の条件と同一でした。
プロセッサ: | 1 ギガヘルツ (GHz) 以上のプロセッサまたは SoC |
メモリ: | 32 ビット版では 1 GB、64 ビット版では 2 GB |
ハード ディスクの空き領域: | 32 ビット版 OS では 16 GB、64 ビット版 OS では 20 GB |
グラフィックス カード: | DirectX 9 以上 (WDDM 1.0 ドライバー) |
ディスプレイ: | 800x600 |
周辺機器の確認 プリンタ
使用しているプリンダが対応しているか
私のプリンタは、1年位前に調べた時には、古いもののため、Windows 10に対応してないとのことですが、最近調べたら、対応するためのドライバが出たとのことです。 古い(10年位前?)のものでもあきらめないでください。
実際使えるようになりました。ただ、最悪は、プリンタを買い替える必要があるかもしれません。ただ、現在はかなり安く購入できます。
有料で購入したソフトが対応しているか(ウィルス対策ソフト含む。私の場合はウィルスソフトのみ追加購入しました)
私の場合は、ウィルス対策ソフトの認証が、同一PCでないため通りませんでしたので、再度購入しました。これは、マザーボードやCPUを交換したため、同一とみなされなかったためです。ご使用のソフトによります。
重宝している無料ソフトが対応しているか否か
実際、ほとんどのものは、再度最新版の使用ができるようになってます。
Win7で移行準備
アップデートにせよ、クリーンインストールにせよ、万一の場合のために、ファイルをバックアップする必要があります。
追加のハードディスク(HD)がすでについている場合は、良いですが、もしない場合は、現在格安ですので、追加でHDを購入しましょう。
私の場合は、2TBのUSB接続のHDを購入しました。とても便利です。今回のようなバックアップとるためにも使用できますし、思い動画ファイルをおいたり、それから、通常使用しているDドライブをリアルタイムでバックアップ(ミラーリングといいます)をしています。
かなり安心にPCを使用できています。以下は、そのミラーリングソフトがついたLogitec社製のものです。4TBもあるので、かなり重宝しています。
- デスクトップの整理
デスクトップに置いているものは、なるべく、システムのOCが入っているC
ドライブでなく、データ用のドライブを作っていれば、そのドライブ、例えばDドライブに入れます。もしデータ用のドライブがない場合、購入するバックアップ用ドライブへ整理します。
ショートカットなどがあれば、ショートカットはDドライブの”Desktop Backup”というフォルダを例えば作り、コピーします。
- メール移行
私の場合は、Thuderbirdを使用していますが、メールデータ一式をバックアップフォルダを作り移行しました。以下その記事です。
https://www.belpia.com/thunderbird/ - お気に入り、ライブラリ内容のバックアップ
ウィンドウズのお気に入りやライブラリの内容もバックアップします。 - その他Cドライブのファイルのバックアップ
有償ソフト、フリーソフトのフォルダを私の場合は、Cドライブに作成していましたので、そのままバックアップしました。
その他必要なファイルを良く調べて必ずバックアップとるようにしてください。なお、ここでうかつに整理しようとして、削除などはしないように。私は間違えて削除したことがあります。ここではバックアップとることのみ実施するのがおすすめです。
Win10購入
メール対応早い、年中無休、Windows専門店の以下から購入しました。
購入後から8分で、プロダクトキー等記載のメールがきました。
Windows 10 は、Home edition とPROがありますが、PROにしました。値段がさほどかわらないこともありますが、PROだと、S/Wのアップデートの時間を指定できるのがいいからです。これができないと、作業中に急にアップデートが始まりウザイようです。
これを購入したら、MicrosoftのダウンロードサイトのURLと、プロダクトキーがメールで送信されてきます。
なお、インストールは、Microsoftのサイトを見ながら行いますが、文字だけで分かりやすくありませんが、しっかり読みながら実施しましょう。
DVD/USB作成
DVD又はUSBを作成しましたが、容量が8GB以上必要です。DVDは4.7GBのもので入りました!
注: Windows 10 クリーンインストールディスクを作るためのisoファイルがダウンロードしますが、これをそのまま、DVDやUSBにコピーする方法では成功しません。
書き込みをしたい iso イメージファイルを右クリックし、「ディスク イメージの書き込み」をクリックします。
Windows 10 インストール
作成した、DVDまたはUSBを利用して、Windows10をインストールします。以下DVDの場合で説明します。USBの場合は、起動の方法を別途調べて対応する必要があります。
筆者の場合は、ここで、PCのマザーボード交換を行いました。
DVDを入れる場合は、まずDVDから起動するように、BIOSを設定する必要があります。使用しているマザーボードによって取り扱いは別となります。
例えば、電源をONした時に、Esc, Del, Enterなどを押して、BIOS設定画面を探し、そこでBootをDVD/CD-ROMからを選択します。以下の記事を参考にしてください。
https://recoverit.wondershare.jp/windows-pe/how-to-set-computer-to-boot-from-cd-rom.html
無事DVDから起動できると以下の画面が順に表示されます。
言語、キーボード等選択しながら設定します。通常デフォルトでよいと思います。
「今すぐインストール」をクリックします。
日本を選択します。
キーボートは、Microsoft IMEを選択します。
キーボートはね、2つないのでスキップします。
設定方法ですが、仕事場で共有して使うわけでもないので、「個人用に設定」します。
Microsoftのアカウントでログインします。アカウントがない場合は、作成します。
ログインする時のPINを作成します。暗記できるものにしましょう。4桁の数字でもOKです。
以下、必要なさそうのものは、処理を重くさせないため、すべてスキップです。
電話は、念のため登録しておきます。スマホです。
One Driveも重くなりそうなので、スキップです。
これもパスです。
以下のものも検討しましたが、重くなりそうなので、パスです。
以下のように変更しました。
エッジの登録はパスできないようです。
でもクロームをあとから追加で入れて使用します。
設定できました。以下のようなドライブの構成になってます。
Cドライブは、すべてクリーンされるかと思ったら、私が個人で入れたソフトのフォルダはすべて残ってました。また、DやFももちろん、そのまま残ってました。
ソフト設定
ウィルスソフト再設定
私の場合は、買い切りのソフトを再度入れました。マザーボードとCPUが変わったためです。まず最初に、つまりソフトを追加する前に、ウィルスソフトを入れましょう。
デスクトップ表示内容の戻し
デスクトップにおいていたショートカット類を、バックアップのものからもとに戻します。
なぜ、デスクトップにショートカットのみを置くようにしているかですが、Dドライブの自分のフォルダにデータを置き、それをミラーラングかけているためです。この方が制御しやすいです。
メール再設定
Thunderbirdを再度設定しました。バックアップしたものをもどすだけで、あっさりできました。
Office再設定
マザーボード交換ししため、Office2016は、再度購入して入れました。以下の記事参考にしてください。
その他ソフトの設定
以下は、人によりますが、私の場合は、次のソフトの設定をしました。
・Google Chromeのインストール
・付箋ソフトの導入
・CPU/メモリ状況表示
・カレンダ表示
・大型時刻表示
その他必要なものは、作業とともに入れていく予定です。
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まとめ
Windows 7からWindows10へ移行する方法で、安全かつ効率的な方法を説明しました。
Windows VistaからWindows 7に比べてかなり簡単になった感想です。
現在、マザーボードもCPUも変えてかなり高速化して、また2
つのディスプレィでマルチディスプレィ化したので、とても快適な環境になりました。