VISTA時代のマシン(PC)を購入された方は
ランサムウェアなどの対策でWindows 7に
アップグレードされていることと思います。
もし、まだの方は、以下の記事をご参考に
して頂ければと思います。
Windows VISTAから7へのアップグレード最短時間で!これでランサムウェア対策を
ところで、Windows7にしてからやたらと
Word やエクセルのファイルのOpenなど
時間がかかるようになったと感じませんか?
私も感じたので、Windows 7の高速化の
手段はひととおりとりましたが、それでも
遅い!!
PCでいろいろな作業を同時にしているので
このままでは効率が悪く、とうとう堪忍袋の
尾が切れましたので、HDDをSDD(メモリ
式の高速記録装置)に交換することとしまし
た。
結果としては、ばっちり早くなりました。
実測したら、大体ファイル操作関連が
1.7倍早くなり、その他にも起動が早い。
Shutdownも早い。
画面のスクロールもとても早い。
といいことづくめです。
しいていえば、Wordとエクセルは1秒以内
に立ち上がって欲しかったですが、そこま
では無理なようです。
結果に大満足しましたので、同じような
VISTA時代のマシンを購入されている方に
手順を画像・動画などを含めて、なるべく
細かく記事にしました。
なお、VISTAよりあとのPCでももちろん
同じように対応できます。PCの筐体は
大きく変更ありませんので。
また、速度の違いを比較ビデオで示してい
ます。
本記事は、スマホでも読みやすいサイズに
していますので作業しながら読めます。
ご参考になれば幸いです。
追記: ADSLも12M->39Mに変更して
高速化を図りました。その内容も
含めています。
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PC購入かSDD乗せ替えか
自分のPCもVISTA時代に購入しました。
ツクモのeX.Computerエアロストリーム
B31A-7110A/BTOです。
Windows 7までは乗せかえられることは
できますが、Windows 10までは対応して
いないことが分かっています。
マザーボードの情報をもとに調べてわかり
ました。
Windows7のサポートは、2020年1月14日
です。よって現時点(2017年10月)からあと2年とちょっと。
一瞬、新しいPCを買い換えるかどうかを
悩みました。
でも、Windows10の操作はWindows7と
がらっと変わって操作とてもしにくい。
それから、プリンタは、Windows10まで
対応してないことを思い出して、PCとプ
リンタ新調はお金がかかるのでやはり
やめにしました。
それではどうするかですが、今回購入する
ものがなるべく2年後の2020年に使用でき
る製品を買うことが重要です。
また、PCメーカに相談したら、今のPCの
筐体や電源を残したまま、新しいマザー
ボードを入れたら、さらに高速化し、
Windows 10を入られることもわかりまし
た。
この場合、電話だけだと難しいので、店舗で
いろいろ相談すると良いといわれました。
まぁ2年後の2020年の話ですね。
準備・購入するもの
以下、リストします。
- 精密ドライバ(先が長く柄が小さいドライバ)
- 普通のドライバ
- 小型LEDライト
- PCの取り扱い説明書
- SDD
- SDD->USB変換コネクタ
- SDD取り付け用ブラケット
- 外付けHDD
あとで私が購入したURLなどまとめます。
1番の精密ドライバですが、SDDをPCに
取り付ける際必要でした。普通のドライバ
では届かなかったり、柄が太いので狭い
スペースに入らなかったのです。
もしもノートPCの場合は、必要ないと思
います。
それから、デスクトップPCによって、
作業エリアが広く、普通のドライバが
入る場合は、必要ないかもしれませんが、
もし必要だと分解したあとに分かったら、
それから買いに行くのは大変だと思います。
PCのケースを両面開けば確認できると
思います。なお、SDDは両面からねじ止め
しますので、両面開かないといけませんし、
ネジをどこでとめるかは、実際の製品がな
いとわからないので、事前に精密ドライバ
か、柄がながく、アクセスしやすいドライバ
は準備・購入しておいた方が良いです。
なお、念のため、精密ドライバの画像は
以下です。100円ショップのもので十分です。
3の小型LEDライトですが、PCの中の雌
ネジの位置がぴったりあっているか、確認
するために必要です。
かなり見にくいので、
上から照らさないとSSDの穴と、PC筐体
のベイの穴がぴったりあっているかわかり
ません。
100円ショップで売っている小型のもので
充分です。ケーブルとかじゃまのものが
ある場合、ライトが大きなものだと、
中に入れて照らすのが難しいです。
4のPCの取り扱い説明書ですが、PCの筐体
の開き方やハードディスクの入れ方が書いて
あるのであった方が良いです。
もしなくても、なんとかなると思います。
5のSSDですが、私は現在の自分のPCの
HDDのサイズ以上のものを買いました。
そうすると、まるごと移動できるので。
PCのHDDが500Gでしたので、SDDも500G
にしました。もう少し上のにしてもいいかと
思いましたが、ちょっと高かったのでやめ
ました。
500Gあれば、2年後以降も充分使えます。
なお、今Windows7でプログラム含め、
私の場合では、起動用のCドライブで
100G以内なので充分です。
5のSDD->USB変換コネクタは、今のPC
のHDDの内容を、SDDを中に取り付ける前
に、USBを利用して転送(クローン...丸ごと
Copyのこと)するために必要です。
せっかくですので、いろいろ調べて評価が
高く、また、SDD以外に普通の取り付け
HDDを外した場合、そのHDDをUSBに接続
できるものを買いましした。
古いHDDを外して持っていますが、中身を
消去できなかったので、持て余していまし
た。これで中身を消去できるようにもなり
ますし、中身も見れ、長期に使用できます。
この製品を選んで大正解でした。
6のSDD取り付け用のブラケットですが、
小さいSDDをPC内のハードディスクの
ベイに格納するために必要です。
これも評価をいろいろ見て、ネジ付きで
赤の通信ケーブル付きのものを購入し、
正解でした。
ネジやケーブルは、SDD側には付属してな
いからです。これは購入する時に要注意
です。
7の外付けHDDですが、これはオプション
です。
実は、私は、これと違う外付けHDDの500G
のものを持っており、本体のPCのCドライブ
とDドライブをリアルタイムにミラーリング
かけています。
(物理的なHDDひとつをWindows/Program
用にCドライブ、文章/データ用にDドライブ
と切って使用しています)
自宅のPCでは問題ないですが、職場のラッ
プトップやノートブックで、3度ほど、HDD
のトラブルがあり、数日以上使えないことが
あり、大変こまったからです。
HDDは消耗品で壊れるのは有名な話です
し、SDDもメモリですが、消耗品で壊れる
ようです。
よって、ミラーリング用の外付けUSBの
HDDは必須と考え、最近、今の外付けUSB
の調子がおかしいこと(書き込みエラーが
出る)と、容量が500Gでは少ないので、
思い切って4TBのを買いました。
値段も安くなっており、これなら5年以上
うまくすれば使えそうと判断しました。
容量含め、サイズも小型化されており、
大変満足しています。
ミラーリングについては、後に解説します。
以上、必要なものをリストしましたが、
関係ないと思われるものについては以下の
手順でスキップしていただければ良いです。
外付けHDD,SDD、変換ケーブル、ブラケッ
トを並べたものが以下です。
以下は、左側は4TBの外付けHDD,右側
がSDDです。両方ともとってもコンパクト
です。
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1.バックアップ
まずは現在のHDDにあるものをバックアップです。
必ず実施しましょう!
HDDにあるものを整理してからで
なく、整理する前にバックアップし
てください。
理由は、整理している時誤って重要な
ファイルを消したりすることがある
からです。
(私は写真ファイルをだぶっていると
思い削除したことがありますが、実は
だぶってなく、涙を飲んだことがあ
ります)
このバックアップを取るメディアは、容量
が大きいため、通常外付けのUSBのHDDに
なります。
ただし、物理的にHDDを二台もっている
場合には、そちらでも良いです。
これらのバックアップとるメディアが
なければ、あとに述べるSDDにコピ
ーしレプリカを作るということもで
きます。
その場合は、HDDの整理をしないで
そのままレプリカを作った方が良い
です。
なお、バックアップは、各人によって設定
は異なると思います。
通常、以下のようなものをコピーすれば
良いと考えます。
- 自分のデータ/文書が置いているFolder一式
- C: Users・・・デフォルトで自分のデータなどが入っているフォルダ。
- C: Program File
- C: ProgramData
- メールを置いているFolder
- 自分の購入したS/Wを置いているFolder
- 無料のS/Wを置いているFolder
- ブラウザのお気に入り設定
ブラウザのお気に入りについては、グーグル
のChromeを使用している場合は、ログイン
してれば、自動的に引き継がれますので、
特にする必要はありません。
ミラーリング
この作業をやるかどうかは、人によります。
私の場合は、常にミラーリングでバック
アップをリアルタイムにしています。
今回、通常ミラーリングしていないもの
を含め、ミラーリングして、バックア
ップを取りました。
今後同じように、自動でミラーリングを
かける方のために、操作方法などをここに
まとめます。
なお、これが必要ないと思う方はこの
セクションをスキップしてください。
まず、私が持っているミラーリング用の
SWは、HDD会社のLogitec社のものです。
HDDを購入した時についてきました。
今回、最新版はダウンロードしましたが、
HDDについているシリアル番号が必要で
す。
よってロジティックのものを持ってない
方は、別のフリーのミラーリングS/Wを
インストールする必要があります。
良さそうなものを調べましたら、以下のもの
がありました。
FileGeeソフトを使って外付けHDDをミラーリングしてみた
このS/W自体は、私が使っているものでは
ないので自己責任で対応お願いします。
ミラーリングってすべてのFileをCopyする
のでなく、違う部分だけをCopyするので
早いんですよ....
ただ、このS/Wの場合は、ファイルを削除
した場合、その削除が反映されて、ミラーリ
ング先のバックアップファイルも消えてしま
いますが、ロジテックの場合は、そのファ
イルを残すOPTIONがあり、安心です。
それではロジテックの場合について操作
画面等ひととおりご参考用に説明いたし
ます。
なお、このロジテックのS/Wは、今まで
使ったHDDがあり、シリアル番号が
分かっていたら、他社のHDDにも使えま
す。
結構重宝しているので、私はこれをずっと
使い続けています。
まずミラーリングSWを駆動すると、アイ
コンがツールバーの下にあります。そこ
を右クリックします。赤印のものです。
すると以下のような画面が現れます。
ここでは、「ミラーリングを有効にする」
にチェツクが入ってますので、リアルタイム
でミラー(コピー)されてます。
つまり、作成したWord fileがあったら、
その分のみ、即Copyされます。
HDDの場合は、Copyにより処理に時間
がかかるため、このチェックを外すことも
時々は、ありました。でもSDDの場合は、
超高速ですので、その必要性はありません。
次にミラーリングしている時には、以下の
ような画面を選択して表すこともできます。
大量のデータを新規にミラーリング対象に
選んでCopyする時には、進捗を見るため
に、このような画面を見て確認しています。
一生懸命Copyしている様子が動いて確認
できます。
動画だとこんな感じです。
ミラーリングの設定ですが、以下のように
ドライブごとに、フォルダごとに設定して
います。
この作業(設定)をミラーリングかける前に
実施する必要があります。
忘れていてもあとから追加できます。そこが
便利です。必要なものしかコピーされないの
で時間の節約になります。
OSに近いプログラムファイルのフォルダ
とかを選ぶと、Copyが禁止されるために
エラーがでる場合があります。
その場合は、Copyするフォルダを再設定
します。 以下を見てもわかるように、
Dドライブは、データが主なので、丸々
Copyで楽です....
なお、もともとの設定でミラーリングを
してなかったら、バックアップ用に、ここ
でミラーリングする対象を追加してミラー
リングをかければいいです。
私の場合は、「C:Program Files」と
「ProgramData」、念のため「C:Users」
を追加してミラーリングによる追加バック
アップをかけました。
その後は、特に必要ないので、ミラーリング
のチェックははずしてます。(はずさない
とCopy errorのメッセージが何度も出て
きます)
ここで、「詳細設定」というのをクリック
すると、以下のようなWindowが出て、
詳細を設定できます。
少し処理に時間がかかるはずですが、
「安全なコピーを行う」というものに
チェックを入れてます。でもその時間は
感じられません....
次に「編集」というボタンをクリックする
と、以下のようなフォルダごとの設定を
詳細に設定できます。
ここで赤印にあるように、「削除された
ファイルも反映する」をチェックしなければ
大元でファイルを削除しても、ミラーリング
先フォルダでは、削除されたファイルがきち
んとバックアップされます。
まぁ、どんどんと増えていくんですが、
容量が大きいので気になりません。
ここが安心なところです。
以上がミラーリングの説明でした。
イメージはつかめたでしょうか?
必要に応じて設定してみてください。
とっても安心できますよ...
Windows7の高速化及びPC内のドライブ整理
それでは、バックアップをとったあとには、
Windows7の大掃除をして、高速化及び
PC内のドライブ整理をします。
ここで、初めて不要なファイルを削除して
いくんですよ.... 万一、まちがえて
削除してしまっても、バックアップとって
あるので安心ですね...
SDDを入れる前に、Windows7が遅いと
思ったので、高速化と不要ファイル削除は
一度やっていましたが、今回また実施
することにしました。
いろいろ、ネットで調べましたが、包括的
に記述してあり、一番いいものが以下の
ものでした。
「Windows 7」の動作を改善するための対策方法について
記事の更新もされているので良いと思いま
す。
ここで注意ですが、「ディスクの最
適化」の実施は時間がかかります。
でもこれを時間がかかるという理由
で途中で止めてはいけません。
ファイルが中途半端な形で整理され、
そのドライブが使用できなくなる
という大変なトラブルになるのです。
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トラブルシュート
もし、ついつい、時間がかるので途中で
ディスクの最適化を辞めてトラブル
になった場合のみ、このセクションをお読み
ください。
ちなみに、私もついついやってしまいまし
た。
症状ですが、Windows 7がいろいろな手段
を使っても、例えば、起動時にSafe mode
を選んでも立ち上がらなくなります。
なにせ、ファイルシステムが壊れています
から。(HDDそのものがHardwareとして
こわれているわけではありません)
でも安心してください。リカバリー手順を
作りました!
まずは電源をOffして起動をかけます。
(あるいは再起動)
そうした場合に、私のPCの場合は、初期
画面の指示に従って「TABキー」を押すと
立ち上がるWindows 7のモードを選べる
ことができるようになります。
次のビデオで紹介しますが、あなたが、
プログラムの入っているCドライブ、
あるいは、データの入ってるDドライブが
おかしくなったら、やることは、コマンド
プロンプトから、以下のコマンドを
実行することです。
そのために、コマンドプロンプトが出る
画面を選択してください。
chkdsk c: /f
chkdsk d: /f
/f はオプションですが、必要です。
これをつけないと修復してくれません。
なお、ここでのCとDは、私のPCの場合で
あり、あなたのPCではドライブ名は異なる
ことがあります。
ここで、プログラムファイルが入っている
ドライブ、私の場合はCドライブですが、
ここにchkdskをかけると、すぐには実行
されずに、再度立ち上げる人に実施すること
となります。
Y/Nの選択枝がでてきた、Yを選んで
再起動をかけてください。
画面キャプチャでなく、少し見にくいビデオ
ですが、動画は以下です。
HDDの内容をSDDへクローン
さて、バックアップや既存のドライブの整理
ができたら、いよいよSDDの出番です。
まず、既存のHDDの内容をそっくりそのま
まSDDに移動させます。
これは、ファイル転送ではなく、クローン
と読んでます。
すなわち、ファイルではなく、ディスク
のセクタがそのままコピーされるので
HDD->SDDに切り替えたとき、今までの
HDDとまったく同じように、立ち上げも
OS起動もS/Wもすべて動くのです。
私が購入したのは、crucialというブランド
のものです。その付属として、クローン
するためのURLが記載されている紙が
ついてます。
それにもとづいて、作業をしました。
SDDの会社によって、その方法は違います
ので、それにしたがってください。
ここでは、2017年10月現在のCrucialの
場合の例です。
SDDフォーマット
まず注意ですが、Crucialの取り扱い説明書
には書いてないのですが、まずSDDを
フォーマット掛けておく必要があります。
また、その時にパーテションは切る必要は
ないと考えますが、私は、一度パーテション
を切ってしまったので、その手順で説明いた
します。
まずは、SDDをUSBで接続いたします。
さきほど買ったHDD/SDDをUSBで接続する
ツールキットで、以下のように、電源ライン
とUSBケーブルを接続します。
そしてPCのUSBポートに接続します。
コンピュータの画面をみると、Gドライブが
無事追加されています。
Window下のUSBの箇所をみると、きちんと
USBとATA(SDD)が接続されていること
もわかります。
フォーマットするために、以下のように
選択していきます。
すると下のような画面がでますので、USBで
接続したSDDを選び、GPTのオプション
でディスクの初期化(フォーマット)をかけ
ます。
一番下のところをみると、ディスク2が
「見割り当て」となっていることがわかり
ます。
フォーマットが終わったら、今度は、
ボリューム(パーティション)設定し
ます。
私の場合は、もともとのHDDのCドライブ
とDドライブの容量と同じにするため、
最初のSDDのドライブは、約2Gと値を入
れました。
次にドライブの文字を割り当てますが、
結局のちにクローン化するときに別の
文字になるので、あまりこだわらなくて
良いです。
そして、次にNTFSでクイックフォーマット
します。
これで、ひとつのボリュームの設定が終了
です。ボリュームがもうひとつあるのなら
同じことをそのドライブに対しても実施
します。
今度は、残りのすべてのサイズを割り当て
ます。
同じように...
これできれいに二つのボリュームができま
した!
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SDDクローン
まず以下のクローンを作るためのS/Wを
ダウンロードします。
ダブルクリックするとインストールが始ま
ります。
インストールして実行すると、以下の画面が
出てきます。そして右下の「スタート」を
クリックします。
すると次のサインイン画面が出てくるので
情報を入力します。
そして製品のブロダクトキーを入れます。
中古で入手をもしするのなら、このキー
がないとソフトを入れられませんので、
要注意です。
これで次の画面が出てきます。いろいろ機能
はありますが、一番上の「ディスクのクロ
ーン作成」を選びます。
すると選択画面がでてきますが、「自動」
を選びます。
なお、もともとのディスクが一台で、パー
ティションを二つあるいは複数切っていても
この自動で処理すれば大丈夫です。
次にもととなるソースドライブを選びます。
私のPCの場合は、HITACHのHDDです。
また、ディスク3にCrucialのSDDドラ
イブが見れますが、上で述べたフォー
マットを事前にやっておかないと、
ここに表示されないです。
次に、ターゲットハードディスク(SDD)を
選びます。
すると次の画面が出ますので、「次へ」
をクリックします。
すると次の画面がでます。ここで先ほど
パーティションを切りましたが、その必要
はないので、「OK」を押します。
パーティションの設定ごとまるまるCopy
を作るようです。よって先ほどの設定は
消えることとなります。
すると以下の画面が出ますので、実行を
クリックします。
そして処理を開始すると、クローンの作業
にはかなりの時間がかかります。
もとのディスクの容量次第ですが、500G
の場合で、私は、130分位かかりました。
これが終わると、次の画面が出ます。
再起動します。
これでUSB接続での作業は終了です。
つきにいよいよ、SDDをPC内部に設置
していきます。
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SDDのPCへの取り付け
まずは、PC本体を少し広めの場所に置き
ましょう。縦と横にする必要があるので
そこそこのスペースが必要です。
そして左右のフタを取り扱い説明書にもと
づいてあけましょう。ネジで簡単に開けられ
れるようになっているはずです。
次にSDDをHard Disk Bayに取り付ける
ためのブラケットを確認します。
ここにある赤いケーブルとネジは必須です。
ネジもちょうどの数しかないので、なくさ
ないようにしましょう。
このブラケットを買う時は、これら
がセットになっているものを買わな
いと取り付けができません。
SDDには付属してないからです。
さぁ、ここからは深呼吸して落ちついて
いきましょう。
まずは、Hard DiskのBayを確認して
ください。そしてSDDをどこに乗せれば
よいか、良くまわりの障害物とか確認
してください。
現在あるHDDの上か下ですが、下の方は、
CPUのファンが邪魔になってSDDを入れる
ことができません。
上の方なら、ケーブルをなんとかどかして
ぎりぎり、これ以上の分解しないで、いれ
られそうなので、上に決定しました。
なお、参考までに赤のケーブルの接続先と
なるPortです。
SATA1,2,3,5,6とあります。白のコネクタ
がある場合は、SATA-IIIで一番高速なので
そこにつなぐべきですが、私のPCには
ありません。
確認しましたが、SATA-IとIIまでしか
扱ってないとのことです。
ここで重要な点ですが、SDDは、この番号
が一番若いものにつながないと動かない
との情報がネットにありました。
よって、私は、今のSATA1*につながっている
ものは、SATA2に移し、SDDをSATA1に
つなぐこととしました。
*先ほどのSATA-Iとはちがいます。これはSATAのタイプですがここでのSATA1は取り付け番号です。
本格的な作業の前におそうじです。
ファンにちり・ほこりが沢山ありました。
基盤などの寿命を縮めるので、できる範囲で
ウェットティシュで掃除しました。
なお、見るとわかりますが、今のHDDに
つながっているケーブルには、コネクタが
ひとつあきがあります。
通常PCではHDDを複数つなぐ可能性が
あるため、このようになっているはずです。
つぎに、ブラケットの上にSDDを乗せて、
どの位置でネジで閉めるか、確認しました。
物理的干渉がないように、ケーブルとの
取り回しができるか、コネクタの位置も
いいか、総合的に確認しました。
多少でっぱらせないと、コネクタと接合
できないことがわかりました。
ここは重要な作業なので、良く位置を
検討してください。
次にブラケットにSDDをネジで固定します。
さきほど調整した位置になるようにSDDを
前後に動かせますので、その位置で固定し
ます。
そして、SDDを入れる前に干渉するケーブル
コネクタを一度抜きます。
そして、かなり重たくて堅いケーブルを
なんとかうしろに傷つけないように押しの
けてSDDを入れます。結構大変。
そしてネジをとめる箇所をぴったりと
あわせます。ここも神経使います。
そしてねじを締めます。
今度は反対側からネジをしめようと覗き込
みます。赤の箇所がネジを閉める場所で
すが、かなり狭く、ネジをポロッと落とし
そうです。
よってPCをテーブルの上に寝かして、真上
から見る形としました。以下、真下に
テーブルが見えます。
左側の赤丸のところに、ネジを手で入れて
SDDにつけようとしますが、狭くてかなり
難航しました。
いれたあとにドライバで締め付けが必要
です。
二つ目のねじやまは暗くてわかりません。
よってLEDライトで照らします。
奥なのでネジを入れるのもかなり大変です。
落とすことも何度か....そのために、PC
を横置きして、ネジが落ちたり転がっても
なくならないようにしたのです。
次にドライバでしめますが、奥の方であり
かなり狭いエリアなので、普通のドライバ
では、柄がじゃまになり入りません。
よって、精密ドライバで横からなんとか
いれてネジをまわします。
もし、私と違い、アクセスしやすく
普通のドライバで対応できるのなら、
精密ドライバや柄が長くて細いドラ
イバは必要ないですが、この場所を
確認しない限りそれはわかりません。
LEDライトも小さいものなので、手で持たず
PCの中において照らすことができ便利で
す。
ここまでできたら、あとはSDDやHDDの
まわりのコネクタは、きちんと接続します。
そして、フタを閉めずに、まずネットケー
ブルや電源、キーボードなどを繋いでPCが
機能するかまず確認です。
機能しなかったら、SDDの取り付けとか
再度確認する必要があり、そのためフタ
をはずす二度手間を避けるために、ここで
はフタをあけたままで確認します。
初期のBIOS画面(PC起動時に、TABとかF8
とか、BIOSを見るためのキーを押して表示
)を見ると、Windonwsレベルでなく、
システムレベルでSDDが接続できているこ
とを確認できました!
きちんと、一番最初のSATA1で接続
されています。
これで設定作業はすべて終了です。
そしてPCを立ち上げると、今までと同様の
画面とS/W(ウィルスソフト)が立ち上がり
ます。
クローンCopyなので、S/Wの再設定
とか、ネット再設定とか、一切必要
ないです。
なお、もともとあったHDDですが、私は
Backup用や動画用に、PCに残したままと
しました。通常使用しないので、Diskは
回転していません。そのためスピードが
遅くなることもありません。
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動作速度の比較
それでは、HDDの場合とSDDの場合で、
動作速度の比較を動画でご覧ください。
HDDの場合のシステム起動 1分49秒です。
SDDの場合のシステム起動 56秒です。
約2倍早くなっています!
HDDの場合の、Word, Excel,ネット起動 1分19秒
Wordファイルを開き、次にExcelファイルを開く。
最後にブラウザを開いています。
SDDの場合の、Word, Excel,ネット起動 45秒
Word, Excellはそれほど早くなってない感
じですが、同じファイルを開く場合は、
この画像の3倍位の早さで開くようになっ
ています!
よってやはりかなり早くなりました。
これ以外にも早いと感じるのが
- マウスの反応が早くなった。
- スクロールもかなり早くなり、目でおっていけないほど。
これらにより、操作性と操作Speedは格段
とよくなりました。
大満足です。
PCを新規に買い換えなくても正直こんな
に早くなるとは思ってませんでした。
なお、ちょっとした情報ですが、HDDの
アクセスランプがPC筐体前面にある場合、
SDDへのアクセスでも、ランプはつき続け
ます。
このランプは昔のHDDへのアクセスランプ
ではないです。昔のHDDへアクセスされて
いて遅くなっているのならはずそうと思い
ましたが、そのHDDをはずして再起動
しても、そのランプは付いていたので、
SDD用です。
あとは、ADSL回線を12M->39Mに変更中
ですので、今週末変更がすみましたら、
追加記事をここに記載します。
現状不満足なのは、残りの家族二人が動画
をみると、ネットの反応が遅くなる..
...そこです。
製品情報
それでは、私が購入した製品情報を以下に
まとめておきます。
特にHDDとSDDは、評価コメントとコス
トパフォーマンス、数年後にもしPC置き
換えた時にも継続して使えるか、という
判断基準で購入しました。
また、もともと保持していたものは、似た
ものをネットで検索しました。
1. 精密ドライバ(先が長く柄が小さいドラ
イバ)
これは今回用には安いので充分です。
もう少し絵の長いものは以下のものがあり
ます。プラスドライバです。
ベッセル(VESSEL) マイクロドライバー No.9900 +00×75
2. 普通のドライバ
これはご家庭にあるものをご使用ください。
あるいは百均でかってきてもいいです。
PCのフタをはずすのに使用します。
ネットなら、
3. 小型LEDライト
これも百均のもので充分です。
柄が短いものを購入すると良いです。
PCの中に入れておきますので。
ネットなら、安い以下のようなもので充分
です。
Besthomelife 超小型 LED 懐中電灯 ハンディライト ズームフォーカス機能付 防水 防災 (ブラック)
4. PCの取り扱い説明書
これは、もしなくなっていたら、PCメーカ
のサイトからダウンロードしましょう。
なくても取り付け方は一緒なのでなんとか
なるとは思います。
5. SDD
これが一番重要です。容量は私の場合は
500Gを選択しましたが個人の事情に合わせ
て購入すれば良いと思います。
Crucial [Micron製] 内蔵SSD 2.5インチ MX300 525GB ( 3D TLC NAND /SATA 6Gbps /3年保証 )国内正規品 CT525MX300SSD1/JP
6. SDD->USB変換コネクタ
これも重要です。少し値段はしましたが、
今後使いまわしができる以下のものを買っ
てよかったと思ってます。
(他のサイトでも紹介されていたものです)
HDDをUSB SATA&IDE-USB2.0変換アダプタケーブル UD-500SA
7. SDD取り付け用ブラケット
これも重要です。周辺パーツが入ったもの
を買わないとSDDが取り付けできません。
8. 外付けHDD
これはOptionです。4TBのものを購入しま
したが、ミラーリングバックアップ、その
他動画など、壊れない限り長期間使えると
思います。
追記: ADSL高速化
ADSLも契約変更して高速化しました。
現在の12M~39Mに変更です。
基地局の距離によって高速化が図れるか
否かがきまります。
私の場所から基地局の距離を測定したら
1.7Km位ありました。近くもなく、
遠すぎることもなしとの距離です。
この距離の場合でADSL50Mプラン
にしても、39Mプランと速さは殆ど
変わらないようなので、値段が少し安い
39Mプランで申し込みました。
回線工事にかかったのは、1週間位
あとで、新しいADSLモデムも来ました
ので交換しました。
その結果、実測は、
約4M->6.32M
に高速化。
2倍まではいってませんが、約1.5倍です。
そして一番重要なのは、以下の作業です。
これが今まで遅いと思ってました。
- ニュースサイトを20のタブで同時に開く
その結果が以下です。
今までの形態 | かかった時間 |
HDDとADSL12M | 3分45秒 |
SDDとADSL39M | 1分40秒 |
2倍以上になってますね!
でもこれでも遅いと感じてます。
1分以上待つのはつらいですね。
でも、ひとつのサイトだけ選んで表示する
のは、体感的には割りと早くなったなと
思います。待っているという感じがないです。
次に高速化するとすれば、光回線ですが、
これは、以前マンションで使ってましたが、
遅くはないんですが、その代わり見違える
ほど早くもない、というのが印象です。
速さは、回線速度だけで決まらなく、
基地局の計算機のシステムとか関係
してきますからね。
まとめ
以上、VISTA時代に購入したPCをWindow
s7に乗り換えたことを前提として、SDDで
高速化する処理を手順にしました。
VISTA時代のマシンでなくても、手順
そのものは使用できます。
なお、これらの一連の作業にかかった時間
ですが、約24時間...丸一日です。
PM5:00から初めて翌日のPM5:00前には
終わってました。
上記で述べたトラブルシューティングも含
めて。
また、夜中には、時間のかかる「ディスク
の最適化」とかをずっとやらしておきまし
た。
そのため作業としては、夜中の時間が使える
ように、夕方から始めるのが推薦です。
ネット含めて高速化しましたのでかなり
快適になりました。
もしもご不明点等あれば、コメントして
頂ければ、私の知識の範囲でご回答
いたします。
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