ヒカキンなどのYoutuberをプロモーションしているUUUMが2017年8月30日に上場することになりました。
このブログでは、「日本株には投資しない」といってきてますが、宝くじを引く感覚で、実は新規公開株(IPO...Initial Public Offering)には対応しています。
投資というよりも、宝くじを買って、当たったら、利益が手に入る(すぐ株式は売却)という感覚です。
でも、このUUUMは、以下の目的で株式を欲しくなりました。短期投資ではありません。
- 株主になって、株主総会に出て、ネットビジネスの将来を質疑応答する。
- 売り上げが上がり続ける範囲で中期~長期Holderになり、値上がり益を狙う。
UUUM上場って、アフィリしている方や、一般の方にも興味がある内容なので、今日は、今まで株式投資してなかった方がもし株主になることに興味がある場合を考え、
抽選の参加方法、買い方、値段の変遷の予想、売り方を解説します。
注) 本日(8/31)に初値が付きました。今後の株価の予想等の記事を最後の方につけてます)
真剣に考えながら対応しても良いですし、資金に少し余裕のある肩は、勉強のつもりで参加されても良いかと思います。
注) 投資は自己責任であり、本サイトでは、記載している内容は個人的な見解であり、その結果についても、一切責任を負いません。
抽選の参加方法
まずは、株式が2017年8月30日に上場される前に、抽選に参加して、株を安く手に入れましょう。
抽選に当たる確率は小さいのですが、参加しないかぎり当たることもないですし、当たれば安く手に入ります。
そのためには、証券会社に口座を開く必要があります。
もしも、以下の証券会社の口座をたまたま持っていたら、抽選に参加できます。
野村, みずほ, SMBC日興, 大和証券, いちよし, SBI, マネックス, エース, 岩井コスモ
この中で、野村證券と、いちよし証券は、抽選に参加するときにお金が必要ありません。
もしも、証券口座をもってなかったら、開設する必要があります。
証券会社は、上記の会社どこでもいいのですが、一つ開設するとすれば、
SBI証券がいいと思います。
理由は、
- ネット証券としては、多種類の商品のラインアップがあり使い勝手がかなり良い。
- 株式以外も投資信託やiDeco対応のラインアップも多い。
- お金を入れた分だけ抽選回数が増えて当選確率が増える。
私が長年使っているメインの証券会社です。
SBI証券では、2017 8/14 9:00~8/18 11:00
がUUUMの抽選の参加申し込み期間となってます。前金が必要です。
口座開設は、無料で、SBI系の以下の会社が対応しています。
ネットで申し込みできますが、疑問点等あれば電話で19:30まで質問対応してもらえます。
かかる日数は、申し込みから5日で書類到着、すぐ返送で2日、それから口座完了の書類の到着まで7営業日なので、全部で約14日です。
早めに申し込めばぎりぎりSAFEです。
もしIPOに参加できなくても、上場の時に株の買い付けができます。
ちなみに、人気がある銘柄なので、私も当たるのは無理かなとも思ってますので、8/30に上場されたら買い付ける予定です。
抽選の参加の仕方
証券口座が準備できたら、抽選に参加するために、「ブックビルディング」に参加します。
これは株式の値付けをする行為とお考えください。
証券会社によって日時は若干異なりますが、以下の赤印の期間に申し込むことにより参加します。
現時点では、株の値段の幅がまだ決まってませんが、8/10に、その幅がきまります。
例: 1780円~1900円
そして、2017 8/14 9:00~8/18 11:00 の間に参加します。
今は表示されてませんが、右上に「申込み」と私がタイプしました。この箇所に申し込みボタンが現れます。
(申し込み近くなったらこのサイトを更新する予定です)
通常、新規公開株では、この値幅の一番高いところで申告します。
人気があるので、ほぼ一番高い額になり、その高い額を示しておきないと、株が入手できないからです。
なお、抽選するときまでに、この例では、8/21までにお金を入金しておく必要があります。
新規公開株は、100株単位で統一されているので、例として、価格の幅の上限が1900円なら、
1900 x 100 = 19万円です。
このお金が入ってなくとも、システム上は、文句は言われませんが、抽選に参加できなくなり落選するだけです。
200株、つまり二倍の抽選に参加したければ、例として、19x2 = 38万円入金すれば良いです。
ひととおりの処理が終わったら、抽選を待つだけです。抽選結果はメールなどでは送付されてはきません。
「8/21 18:00~」
にサイトを訪れて確認しましょう。 忘れるといけないので、スマホ等のスケジューラ上でアラームを設定しておくと良いです。
もし、ラッキーなことに当選したら、8/22 8:30~から、購入の処理に入っていきます。
買い方
抽選に当たらなかったことを想定して、8/30以降にUUUMの株を買うことを考えましょう。
通常、人気のある新規公開株は、最初についた値段(初値という)が、ブックビルディングの時の値段よりも高くなります。
そめため、IPOは人気があります。
抽選でUUUMの株を手に入れた人は、初日から、売ってくる人が多いです。(他のIPO銘柄でもそうです)
じゃあ、いつ買うといいの?
と思いますよね。
その対象銘柄の人気度や、経営上の成績、将来性、上場時の金額の大きさ、株主にベンチャーキャピタルがいくるか及びその売却条件は...などいろいろ要素はあります。
あえて、簡易化してみますが、一回きりでなく、何度か分けて買うとリスク分散となります。
- 上場その日に買う
これは、下の図にあるように、発行価格に対して、初値が高い値段がついて、あまり下がることなく、人気が継続して右肩あがりにあがっていくことを想定した場合です。
この場合を想定すると、上場その日に買うのが良いです。
確実に株を手にしたいのなら、「成り行き買い」と値段を指定しない買い方になりますが、SBI証券では、成り行きはできなく、指値となります。
前日に注文を事前に出しておくことになります。SBI証券では、注文は、同日からなので、前日に注文は出せません。
黄色の円の箇所で買うことになります。
ただし、このように継続的に右肩あがりに値段が上がる株はなかなかないです。
もし、沢山あったら、皆、初値で買いますよね....でも実態は、売っている人が多いです。
なお、成り行き買で、朝一に買う場合を想定しましたが、その時が一番値段が高くて、その後値段を下げいき、当日市場が閉じるときには、朝一より値段が下がっている、というのも良くあるパターンです。
では、いつ買うか、というのをチャートで一日中にらめっこしていてもなかなか思うように(予想したとおり)にはならないです。
朝の9:00-10:00位が動きが激しいので、その様子を見てから注文を入れるというのもありです。
例: 値段がさがりはじめたら、下がって落ち着き上昇し始めたら買いを入れる。上昇しなければ、買うことのはおあずけで、翌日以降です。
値段があがり続けたら、もしも、初値が公募価格の二倍より上なら人気化していると考え、買い注文を入れる。そうでなければ、下がるまで様子を見て、底を打ってあがり始めるタイミングで買いを入れる。あがらなければ翌日以降へおあずけ。
但し、三倍以上になったら高値掴みの可能性が高いので控える。
また、ずっと市場の動きに付き合うのも時間がかかります。そこまで付き合わなければ、指値で、「この位もし下がったら買っても良い値段」で注文を出しておきます。
経験上は、多少してみても良いですが。
さらに、ひとつ注意点ですが、この株が人気が高いと、つまり売りより買いが多いことが続くと、取引が成立しなく、初日は売り買いできないことになる可能性もあります。
そして値段を切り上げながら、同じ状態が1,2日続く可能性もあります。
ある値段で、売りの量 = 買いの量が等しくなった時にはじめて、初値が付くのです。
人気がある銘柄は、買いが多いため、初日に売買が成立しないことも多いです。
そうすると、翌日まだ注文を出します。
2. 上場後に暴騰して、そのあと、値段をかなり下げた底値で買う
これは割りとありそうなパターンです。人気化して値段が上がっていきましたが、そろそろ売り時だと皆が思って、売り始めて、その売りがさらに売りに成り、値段を下げるパターンです。
この場合は、最初の黄色の円で、例えば、100株初値で買って、そのあと、値段が下がって、それがさらにあがりかけるのを確認して、二番目の黄色の円でさらに100株買い増すことになります。
自分の場合は、このパターンで基本的に買いを入れることを考えてます。
3回位、分けて買ったほうが良いので、また、二番名の黄色の円のような、値段が下がってあがるようなタイミングで買おうと予定してます。
でも、もし、値段があまりさがるような局面がなかったら、結果論として、初値で買う100株だけになるかもしれません。
3. 買う局面がこない場合
次は、買う局面がこない場合です。
以下の例のように、発行価格よりも初値が下がり、そのあとも低迷し続けるような銘柄です。
どういう場合にそうなるかですが、売り出している金額が大きくて、買い手が少なく、しかも業績が良くなく、将来の見込みもわからないような銘柄です。
UUUMは、売り上げがどんどんと伸びているのど、このパターンにはならないでしょう。
値段の変遷の予想
買い方の説明はしましたが、UUUMの株価の変遷が今後、どうなっていくか予想してみます。
まず、UUUMは、売り上げは右肩あがりに伸びており、将来性も期待されているので、右肩下がりになることは予想できません。
以下の記事も、必要な部分、どうぞご参照ください。
Youtubeやアドセンスの未来とリスクは?アフィリエイター必見【UUUM上場でナゾ解き】
UUUMがIPO投資をしている人にどう見られているかですが、A,B,C評価でB、とか、S,A,B,C評価でA(どちらもCが一番悪い)とか、必ずしも評価は一番高くはありません。
それなりに人気化して初値はあがると思われてますが、「利益に対して想定価格が高い」、「想定価格に対して、利益が少ない」のが主な理由と考えます。
そして利益の伸びも現状、ありません。
これがバイオの銘柄なら、赤字でも、人気を集めて値段があがり続けることはあります。
よって、以下の二つのどちらかになると思います。
1) 初値で高騰するが、そのあとはあがったり下がったり。
2) 初値で高騰するが、人気が予想以上にあがり、右肩あがりに多少のでこぼこありながら上昇。
それから、もうひとつ注意点は、ベンチャーキャピタルが株を持っています。ロックアップ期間といって、90日とか、1.5倍になるまでは売れないようにロックアップされてます。でも1.5倍以上の株価になったら売れるのです。
その時、大量の売りが出ると、値段がどんどんと下がる、あるいは値段が上がらなくなるのです。
その時、ベンチャーキャピタルが本当に売るか否かはわかりません。
ただ、Youtuberとか従業員は、新株予約権といって、ある値段で株を買う権利がありますが、その値段が20000~44000と非常に高い額なので、そこ目指してYoutuberと従業員が協力して業績があがる、ということも考えられます。
つぎに、似たような銘柄の上場ですが、「あっぷばんく」という、Youtuberのマックスむらいが稼いでいる企業が過去に上場していました。
ところが本人の人気が下がり、株価は見るも無残です。(以下参照)
まぁ、ヒカキンとは違いますが、市場関係者の見方としては、前例から多大な期待を寄せない可能性もあります。
中期的な見通しとして、上記の1)または2)、あるいは両方混ざったような感じで推移し、四半期決算などで、売り上げが想定以上にあがる、利益が想定以上にあがる、となれば、株価もその時点で急激に上昇するでしょう。
ただ、今の人員採用のスケジュールを考えると急には変わらないと見ています。
来年以降かと....
逆に、来年以降、売り上げも伸びず、利益も減る、となると、暴落していくことになるでしょう。
楽観的に、前向きなシナリオを考えたいですが、もし、来年以降、暴落して、その時に、将来は売り上げと利益が増える見通しが取れるなら、その暴落時を待ち伏せして追加投資します。
売り方
株主総会に5~10年出るのであれば、最低100株は保持したまま、売りません。
でも、追加の株が100とか200株あれば、その売り場をどう考えるか。
これは、UUUMの売り上げと利益の将来がどうなると考えるかによります。
どんどん伸びていたら、HOLD(もったまま)で、あまりに異常に値が高くなったら、100株だけ売って利益を確定する。 残りの100株は、長期HOLD。(新株予約権の40000,50000になる位までは持つ)
逆に、売り上げと利益が今後、さがりそうで復活する気配もない、とあれば、200株あれば、例えば、半年ずつか、1年ずつ、様子をみながら売却になります。
市場がどう予想しているかだけでなくて、自分でもYoutubeの広告収入ビジネスがどうなるか、予想して行動することになります。
まとめ
UUUM上場をきっかけに、アドセンスビジネスの将来を考えることを含めて、株式の購入について初心者向けに開設しました。
UUUMについては株式情報だけでなく、ビジネスがどういう状態か、などを株価のチェックとともに今後も情報発信していきます。
2017/8/31に初値をつけました。
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注) ここに記載した内容は、個人の見解であり、結果を保証するものではありません。投資の判断と結果はすべて自己責任でお願いします。当サイトは一切責任を負いません。