藤井聡太四段の公式戦連勝記録が更新されております。
30連勝をかけた戦いは、佐々木勇気五段です。いい名前で、イケメンです。
藤井四段の対局の解説もされていましたね。勝率も7割を超える強い相手です。
そして本日、30連勝できませんでした。敗れました!!!
藤井聡太四段及び対戦相手のの戦績とレーティング、事前に実施した結果予想と対局中の小ネタについてまとめました。
ニコ生、AbemaTVの放送がありました。またいつもの通り日本将棋連盟ライブ中継を見ます。
藤井聡太四段の戦績とレーティング
藤井四段のイロレーティングで棋士を評価したサイトが以下です。
現在、藤井四段は、1700点です。
勝ち続けたのでついに1700点代になりました。
定義によると平均的な対局者の点数は1500点です。
対戦相手の佐々木勇気五段について
対戦相手の佐々木勇気五段は一段上ですね。
年齢は22歳です。ったとのことです。
プロ入りは、16歳です。
なんと、スイスのジュネーブ生まれだそうです。フランスにも住んでいたと...スイスというのは珍しいですね。親が関係した仕事をしてたんですね。
小学4年で最低学年記録で、小学生将棋名人戦で優勝しています。
藤井聡太に次ぐ記録で、中学生2年で三段昇格しています。スゴイですね。
中学生棋士にはぎりぎりなれませんでした。
加古川青流戦では優勝しています。
また、以前、佐々木五段と藤井当時三段は対決していますね。
その時は、佐々木五段が勝ってます。
戦積とレーティングはいくつでしょうか。2007年以降で見てみます。
戦績
年 | 対戦数 | 勝ち | 負け |
2010年度 | 8 | 4 | 4 |
2011年度 | 40 | 26 | 14 |
2012年度 | 41 | 27 | 14 |
2013年度 | 49 | 35 | 14 |
2014年度 | 47 | 29 | 18 |
2015年度 | 47 | 34 | 13 |
2016年度 | 64 | 46 | 18 |
2017年度 | 10 | 7 | 3 |
合計 | 306 | 208 | 98 |
勝率は、68%です。
勝率はどんどんあがっているようですね。
レーティング
佐々木勇気五段のレーティングは、1779点です。
高い点数ですね、 澤田真吾六段よりも高いです。強敵です。
結果予想
レーティグだけで予想すると
藤井四段 1700点
佐々木五段 1779点
で、佐々木五段が有利です。
佐々木勇気五段の戦い方
今回の対決で事前にコメントを出してます。珍しいですね。
「藤井四段の対局を間近で見て、今の将棋界の盛り上がりを肌で感じました。私も刺激を受けていますが、周りの雰囲気にのまれずに連勝を止める気で臨みます。
藤井四段の勝ちへと導く読みとスピードに凄みは感じますが、それに怯むことなく自分の将棋を指していきたいです。ファンの方には一生懸命考えている姿を見て頂きたいですね。熱戦に期待して下さい。」
出典:日本将棋連盟
振り飛車(飛車を左側に振る)や矢倉(王を左端側に億、周りを金、銀で囲む)を得意としているようです。
デビュー時の話としては、「最後まで諦めないで指すタイプ。簡単には折れないのが長所。」
これは見ものですね。
対戦中の小ネタ 勝負メシ
- 9:40分には藤井四段が対局室に現れました。早めですね。今回の報道関係者もとても多いです。
- 先手は、佐々木五段です。
- お互い同じような手を打っています。
- 10:44 もう昼食の注文です。また、藤井四段は麺でしょうか...
- 藤井四段、角のまわりを攻めていきます。
- 対局としては拮抗している感じです。
- 午前がおわりました。消費時間は、藤井が55分、佐々木が23分です。めずらしく藤井の方が消費時間が多いです。それだけ強敵なんでしょう。
- 昼ごはんは、予想通り、藤井四段は、冷やし中華大盛りで、佐々木五段は、肉豆腐定食です。
- 両者の攻防が続きますが、長考も多いです。
- 14:15 おっと、藤井四段、大きなあくびを.....学業と兼任しているので、疲れがたまってきたのではないでしょうか。
- 15:08時点で、形勢は、佐々木五段が少しだけ有利です。
- 藤井四段チョコを食べています。
- 佐々木五段の攻めがいい感じの気がします。
- 16:43 夕食のメニューを取りに来ました。
- しかし、長い対戦になりそうです。この時点で、藤井四段が3時間29分消費、佐々木五段が1時間45分消費ですので、珍しく藤井四段の方が時間を消費しています。
- 夕食です。藤井四段が、若鳥唐揚定食、佐々木五段が、ミニとんかつ定食です。がっつり系ですね。
- お互い角交換しました。持ち駒もほぼ同じですが、佐々木五段が香車をひとつ余分に持ってます。
- お互いまだ決定的な攻めの局面までいってないですね。
- 今の形勢だと、佐々木五段が7割優勢とのこと。
- 飛車交換になりました。
- 藤井四段、角と飛車で懐にはいり攻めていきます。
- 藤井四段、飛車を取られてしまいます。
- 藤井四段がどんどんと攻めていきます。つめきれるのか... すこし難しそう.....でも先を読んでいるのか....緊迫の局面です。
- 藤井四段攻めきれず、逆に攻められました。
- 勝負がつきました。藤井四段敗れました。藤井四段はスーツをきました。
- 30連勝はできませんでしたが、新記録を作ったのは間違いないです。ここまで良く対戦しました。
- 佐々木五段は、終始落ち着いてうまく打ってました。
- インタビュー
- 今日の対局はどうむかえたか->藤井:「いままでとかわらないように」
- かなりプレッシャはあったのでは->佐々木:「あったけど、壁になれたのは良かったかなと」
- 佐々木:「想定した形にはなれたかと」
- 佐々木:「内容重視すると勝てない相手なので、積極的に出た」
- 佐々木:「同世代がやぶられていたが、私たちの世代がやぶれると波を乗り越えられる。私たちの世代の意地を見せたいと思っていので、壁になれた」
- 佐々木:「この対局に慣れるために、藤井さんの対局は何度か見たが、それが良かった」
- 藤井:「対局をふりかえって、機敏にうごかれていいとこがなかった」
- 藤井:「自分の力を出し切ろうと思って臨んだ。本当にうまく動かれて、いい場面を作れなかったのが残念」
- 藤井:「本対局で自分の読みの甘さを痛感したので、弱点をなくすようにしたい」