キングダムは、各地で戦闘が行われ、ストーリがどんどん展開されるため、どこで誰が戦っているのかが把握しにくかったので、戦闘に関わる地図を作って更新しています。
今回も地図をUpdateしています。
その地図と今までのストーリをもとに二話先(第523話)を予想してみました。
今までだぶりの内容も多かった点を反省し、なるべく要点だけおさらいすることにし、予想内容やミニネタを中心にするようにしました。
また、ミニネタとして、予想のために、今まではランチェスターの法則を出しましたが、今回は、戦いの原則を説明します。それをもとに予想します。
キングダム 戦闘地図
今までのおさらい
上記地図をもとに今までのおさらいです。
秦は鄴を攻めることを決定し、総大将に王翦(おうせん)をアサインしました。
鄴を陥落することはできませんでしたが、取り囲み、民衆を鄴の中にすべて入らせました。民衆はお腹が空いているので、兵糧をどんどん消費していきます。
よって趙軍は早く鄴を助けに行かなくてはなりません。
これに対して、王翦の策は、
- 鄴では周りから来る沢山の敵に桓騎軍が対応させる。
- 王翦と信らは、閼与に攻めに行き、李牧軍と正面から戦う。
- 楊端和は、壁の1万の援軍と共に遼陽軍と戦う。
2を中心に現在ストーリが展開されており、王翦と李牧の戦いは地図のとおりの配置になってます。
ここで左側の楽華隊から戦闘がスタートしますが、5000という弱小の隊をまず攻めさせるようおびき出し、想定通りの奇襲的な攻撃を開始し、楽華隊有利にことが進んでいます。
そのため紀星軍は、左側に部隊の方向を向け全力で楽華隊に対峙しようとしてます。
それが裏目に出て、王翦の本体からも追加部隊を出し、両方から挟み撃ちする手で攻めています。
紀星は、先読みができなかったのでしょうか? 楽華隊の動きが読めきれなかった中で、せめて3倍の15000位で対応させれば良かったはずです。
ミニネタ 戦いの原則
「戦いの原則」これをもとに予想記事を作成します。
すこし、キンダグムからは離れますが、私がプロジェクトマネージメントの研修を受けた時、組織として、一番チームワークを発揮しているのは、「米国陸軍」だと聞きました。真反対が一匹狼の「トレーダ」。
そこで、行われているマネジメント手法はなんだろう?と思っていましたが、その手法が戦いの原則です。イギリス陸軍の軍人が具体化しました。
その内容を米国陸軍だけでなく、陸上自衛隊も取り入れてす。
陸上自衛隊出身の人と知りうる機会がありましたが、最初にそれを聞いた時には、中途半端なマネジメントの教科書よりも役に立つと思いました。
陸上自衛隊では、「野外令」と呼ばれています。
簡単な説明ですが、以下にまとめ、今の戦局の注釈もしました。なお、最初の3つは暗記し、競合相手がいるビジネスについては、時々利用しています。
- 目標・・・これ当然ですね。最初に目標を決める必要があります。王翦の目標は、李牧軍(閼与軍)を鄴に行かせないことです。李牧の打倒ではないですね。
- 主導・・・戦闘を支配するには受け身でなく、主導的でないと勝利できません。楽華隊を取り巻く今の状況は主導的です。
- 集中・・・敵にまさる威力を重要な時期と場所に集中発揮し、勝利する必要があります。これはランチェスター法則にも似ています。今の楽華隊に対する追加部隊の派遣は、まさに集中となっています。さらに紀星が楽華隊に全軍で対峙しようとしてますが、これもこの戦法です。
- 経済・・・目標を効率よく達成するために、戦闘力を経済的に有効活用すべき、とのことです。今の楽華隊の戦い方が、少数勢力であるにもかかわらず、この経済性が勝っています。
- 統一・・・部隊を共通目標を達成するために、統一的な行動をとられることと、統一的な指揮をひとりの指揮官に任せることです。今の局面では王翦側は統一的です。李牧側は統一がとられてしません。
- 機動・・・有利な態勢を確立するために、運動力の発揮や、地形・今日の克服などをすることです。今の王翦軍がまさに機動的な対応をしてます。
- 奇襲・・・敵の予期しない攻撃で戦闘を優位にすることです。これは、情報活動、欺瞞、戦略・戦術、迅速な展開、地形等の克服により達成できる。これまさに、楽華隊が使用している戦法です。
- 保全・・・自分の部隊をきちんと保全するということです。情報入手、警戒、防護をすることで特に重要なのが奇襲の防止です。紀星軍は、これができてなかったので序盤から不利な状況となってます。
- 簡明・・・指揮が複雑だと、自分の部隊に、混乱が生じます。よって、ものごとを簡明にするように心がける必要があります。この簡明性は、今のところ、両軍にはありませんね。
これを見ると、今の戦局でいえば、楽華隊がいかに有利かはわかると思います。
紀星側は受け身すぎです。
第523話の予想
今までの伏線は?
戦場となる「朱海平原」は、519話の絵をみると、まったくの平原ではなく、山、森林などもあります。よってこの地形を利用した戦闘になると思います。
今回の奇襲攻撃が成功したのも、見通しの悪いところをうまく利用したとの解釈です。そうでないと楽華隊の動きが丸見えで、奇襲に失敗したはずだからです。そういう説明はありませんでしたが....
また、521話で、蒙恬は、「馬呈を打てば 紀彗軍の力は半減する」といってます。
よって蒙恬は、馬呈を打つこと一点で早期に決着しようと思っているはずです。
秦側からすれば想定している展開通り。李牧側から見たら、ある程度想定しているものの、敵の動きを見てから次の手を考えるとしていたはずです。
予想する展開
522話では、王翦VS李牧の局面だけでも多彩な展開が予想できるので、他の局面の説明まではいかなく、王翦VS李牧に集中すると予想してました。
今後もやはり多彩な展開になりそうです。
うーん、以下二つの可能性があると思います。
- 王翦VS李牧に集中する。
- 楊端和の戦闘に切り替える。
でもやはり楊端和の戦闘に切り替えたら、その話題も多彩に展開がありそうで、しばらくその話が続くことになり、元の王翦VS李牧の話に戻ってくるのは難しいかと考えます。
よってやはり1のストーリが続くと予想します。
また、紀星軍が一気に敗北したら、ストーリとしても面白くないので、そうならない展開になると予想します。
戦闘シーンを入れながら、回顧的に戦局の説明が出てくるのではないかと予想します。
李牧の反撃
522話の予想では、王翦が追加部隊を出して楽華隊を有利にする、というものでした。
展開の局面は、まだ楽華隊中心かと想像します。
また、李牧も手を打ってくるはずです。
まず王翦側の策を戦いの原則に合わせると、
奇襲、機動、集中により、主導的にコトを進めてます。
李牧側、紀星側は、これらに対して受け身になっています。
このままいけば、王翦側が左側の戦闘については、勝利することになります。
しかし、李牧はそうさせないために手を打ってくるのは間違いないです。
紀星の読みが浅かったから、今の現状があるわけではなく、李牧が王翦の狙いをわかっていながら、紀星に指示を出してないから、今の現状があると想定します。
よって、523話は、李牧が打ってくる手を中心に話が進むと想定します。
李牧は、相手が奇襲してくることは想定できていたはず。
奇襲させて弱くなったことを見せつけて、相手を油断させて主導権を奪い返す、その戦い方をするはずです。
具体的に戦いの原則で取る手は、機動、奇襲です。
まず地形については、自国の領土なので王翦より詳しいはずです。
そして紀星や麻鉱を奇襲的に襲ってくる部隊、楽華隊を、逆に奇襲的に襲うことを最初から狙って布陣していると予想します。
奇襲する相手を逆に奇襲で襲う.....地形を十分把握したうえで、そうして楽華隊の戦力が下がっていくことになると思います。
そして紀星の中央軍は、麻鉱にやられかけていきますが、機動力を発揮し、山側の別の方向から麻鉱軍に奇襲+集中攻撃を行わせると思います。
その戦いのシナリオを回想するシーンも出てくると思います。
ようは、楽華隊の囮にひっかかったふりをして、逆に紀星軍を囮に使う、という戦法です。
敵を欺くためにはまず味方から、との観点よりその作戦を紀星には伝えていないのです。
そして、紀星側が優勢になっていく...そのあたりで終わりになると想定します。
最終的には武将対武将になると予想しますが、蒙恬が紀星や馬呈に武力で勝てそうな気はしません。あんまり武力的には強くないルックスなので。
そうすると、その次は、麻鉱が馬呈を打つ、というシナリオまで行くのではないかと予想します。
523号楽しみですね!
おまけ Update
無料のゲーム「キングダム セブンフラッグス」も楽しんでます。
龐煖に勝つためにひたすら修行です。今、ランクは26(+3)まであがりました。