ブルネロディモンタルチーノ ビオンディサンティ リゼルバ デカンタージュ有無

2023/7月

Biondi Santi Reserva 2013をデカンタージュするか否か。

2023年7月イタリア現地レストラン勤務のソムリエと仲良くなって個人輸入したこのワイン、やっと試飲の機会を作った。

リゼルヴァでない2015はデカンタなしで試飲したがまだ硬かったイメージである。

ただ2013は丁度飲み頃の時期に突入した。

 

結論

デカンデージュはしなくて良い。

 

補足

グラスにワインを注いで香りを嗅ぐと、もう花開いている感じで、強めの香りもあり、さらなるデカンタは感じない。また味会うとすでにすぐれたフィネス*とエレガンスがある。香り、味わいともこのグラスの中で変貌していくと確信した。

*洗練され卓越した技術を意味する”フィネス”。 ワインの世界では、造り手によって丁重に磨き上げられ、エレガントで繊細な味わいを持つワインへの称賛の言葉です

なお、イタリア在留のBiondi Santiと取引あるソムリエに相談した時、彼は家飲みではデカンタージュせず、グラスの中で時間をかけて変化を楽しむといっていた。その理由は、デカンタージュすると酸素の反応が早すぎて酸味が強く変化するといっていた。

実際、香りは数時間変化していったが、飲みの味わいについての美味しさのピークは30分頃であり、その後は、酸味が強くなっていった認識である。

なお、Tastingにおいて使用しているのは、リーデルのグランクリュで、他の小さめのグラスより、香りは少なくとも違って良く出ていた。なぜかこのグラスではすみれの香りが出なかったが、他の少し小さいグラスではスミレの華やかな香りが出ていた。なんでだろー。

今度Biondi Santiを飲んだ時にまた確認してみる。

 

 

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