これは、もしものケースです。あなたが投資をしていたとして、北朝鮮からミサイルがもし落ちたらどうするか?
もちろん、情報収集に努め、身の安全、家族の安全を最優先にして行動することはいうまでもないことです。
投資環境としては、急激に日本を含め世界の株価は大幅に下落することとなるでしょう。
さらなる下落を感じてあなたは投資している株や投資信託を売るかもしれません。
ここでは、そんな環境の中でも資産を少しでも防衛するために、また損失を最小にするために、利益をあげる方法を考えてみます。
なおここで述べる方法は、資産運用中級者向けの記事です。株式投資の経験がそれなりにある方で、FXや日経225mini(先物)の経験が多少なりともある方です。
FXや日経225ミニでは痛い目に会い撤退した方も対象です。
初心者の方や、あるいは上級者の方でノウハウをすでに持っている方は対象外です。
また、ここで述べる内容は個人の見解であり、結果については一切責任を負えないのでご注意ください。
利益をあげることができる投資対象は?
北朝鮮からのミサイルが落ちてしまった時に、損失を少しでも回避するために利益をあげることができる対象は、ずばり以下です。
- 日経225ミニの売り建て
- ベア型のファンドの買い
FXは相場変動が短期的に大きくなりリスクが振れる方向性に確信が持てないので対象外です。
日経225ミニの売り建て
まず、日経225ミニですが、これは日経平均株価の100倍の投資をレバレッジを掛けて行う取引です。
例えば、日経平均が15000円だったら、15000x100=150万分を少ない金額で購入することとなります。
レバレッジは約23倍。すなわち1/23の資金で取引することになります。
ミサイルが落ちてしまった時点では暴落してますが、その後もさらに暴落する、つまり被害や恐怖が拡大すると確信が大きな確率で持てる時だけに売り建てで投資します。
確信が大きく持てる時だけです。そうでない場合は取引を実施しないことが重要です。
リスク回避目的で、損をする可能性もないとはいえないので投資資金は資産のうちの10%程度と考えます。
株価に大きな変動が来る可能性があるので証拠金も多めに、そうですね、2から3倍程度置いておき、もし残念ながら見込みが外れた場合も想定し、潔く撤退するレベルも先に決めて置く必要があります。
また、そもそも安全対策で忙しいような状況での取引は推薦できません。
ベア型のファンドの買い
上記の日経225ミニは、そもそも先物口座を開いており、現金(キャッシュ)を持っている時だけに取れる方法です。
もし、その資金が無い時にはどうするのか? もしもミサイルが落下した時点で証券口座で保有していた投資信託を売却したら、現金はすぐには手に入れられませんが、例えばSBI証券では、買い付け余力が生じます。
自分の保持している証券会社の制度を確認してみてください。
そしてその買い付け余力を利用して、相場の下落と逆方向に値段があがるベア型投資信託を購入します。
ベア型というのは、ベアは熊を意味しており、熊が上から襲いかかるイメージを差しており下落するという意味です。
日本株や債券のベア型のファンドが売られており、レバレッジは3~5倍程度です。
日経225ミニよりはレバレッジは低いですが、これも被害や恐怖が拡大すると確信が大きな確率で持てる時だけ、日経平均の下落を見越して買うこととなります。
ミサイルが落ちた後の相場はどうなる?
それでは次にミサイルが落ちてしまった後の相場かどうなるか予想を立ててみます。
為替相場
為替相場は急激に円高になるとみています。一週間程度は円高になるとみており、その後の一週間はわかりません。以下の記事をご覧ください。
株式相場
日本の株式相場は大暴落となります。
参考までに東日本大審査の時のチャートが以下です。
3月11日時点では相場がCloseする直前だったのでまだ大量の売りは出ていませんでした。それから3/15日にかけて2000円近い下落です。そのあとは切り返して半分位戻ってます。
円相場は3/17日に一番きつい下げでしたが、株価は少し先行していて、3/15に最大の下落となっています。
この日は水素爆発の前の日で、3/14の新聞報道では、炉心溶融の可能性、すなわちメルトダウンの可能性を述べております。
この可能性で恐怖を感じた投資家が先行して真っ先に株式を手放したと思います。
そのタイミングは円高が急激に進むよりも前、ということになります。
北朝鮮のミサイルが落ちた時にも同様に、一週間程度は株式相場は崩れていくと見ています。それがいつまで続くかが疑問です。
それでは次に、もう少し詳しくどういう状況になるか、核兵器、化学兵器、生物兵器に分けて考察してみます。
損失回避投資にエントリーするタイミングと撤退するタイミング
まず大前提として自分や家族の安全が十分図れていることが必要です。その上で各々のケースについてどう対応するか考えてきます。
北朝鮮から核兵器が落ちた場合
まず、核兵器を米国が先に落とすことはないと想定しています。
なぜならもしそうしたら北朝鮮は見境ない反撃をしてくるためです。
よって何がしかの大攻撃を北朝鮮が受け、在日米軍に向けて発射した場合と想定します。
その時米国は、報復・反撃のため核を北朝鮮に落とすことになると思います。
よって日本に核兵器が落ちた時点では、連鎖反応的に次の恐怖、すなわち米国も核を使用し、より世界が恐怖する最悪のシナリオになると思います。
そうならないのを切に願いますが。
よって北朝鮮から核を落とされたあともさらに恐怖が続くことになり、その恐怖が払しょくされかけるまで日経平均は、ニューヨークダウとともに、大幅に下落し続けると思います。
損失回避にエントリーするポイントは、この最初の北朝鮮からの攻撃時点であり、撤退するタイミグは恐怖が払しょくし始める頃になると思います。
その払しょくし始める時期がいつになるかはわかりません。一週間かそれ以上かこれは不明です。
北朝鮮から化学兵器が落ちた場合
前提としては、北朝鮮が何がしかの攻撃、核兵器でない攻撃を受けた場合の反撃措置と想定します。
この場合のインパクトは核兵器よりは少ないですが、その反撃のために、米国含め北朝鮮への攻撃はさらに徹底し大規模なものになるでしょう。
そして北朝鮮からはそれに対応するために、さらにミサイルを打ってくる可能性があります。
そのミサイルはひょっとしたら抵抗するために核兵器となる可能性もあるかもしれません。
その連鎖のリスクを感じ、核兵器と同様にその恐怖が払しょくされるまでは日経平均は下落していくと読んでいます。
核兵器と同様に損失回避にエントリーするポイントは、この最初の北朝鮮からの攻撃時点であり、撤退するタイミグは恐怖が払しょくし始める頃になると思います。
払しょくし始めるのはいつか、それは核兵器の場合と同様で不明です。
北朝鮮から生物兵器が落ちた場合
この場合も前提は、北朝鮮が何がしかの攻撃、核兵器でない攻撃を受けた場合の反撃措置と想定します。
化学兵器と同様の考え方になりますが、被害範囲は感染の恐れがあるため、化学兵器より大きくなることが想定できます。
以下の記事で影響範囲を想定してます。
こうした事後被害を考えるとインパクトは化学兵器より大きくなる恐れがあります。
核兵器と同様に損失回避にエントリーするポイントは、この最初の北朝鮮からの攻撃時点であり、撤退するタイミグは恐怖が払しょくし始める頃になると思います。
まとめ
北朝鮮も米国も、戦闘のシナリオを複数徹底的に検討の上、対応を考えていると思います。
そうした中でもしものケースで投資をしていたとして、北朝鮮からミサイルがもし落ちたらどうするか、について考えてきました。
情報収集に努め、身の安全、家族の安全を最優先にして行動することはいうまでもないことです。
その上で、損失を少しでも回避する手段は、
- 日経225ミニの売り建て
- ベア型のファンドの買い
自分が確信を持てる時だけ取引するのが良いです。
損失回避にエントリーするポイントは、最初に北朝鮮がミサイルを落とした時点であり、撤退するタイミグは恐怖が払しょくし始める頃と想定しました。
この恐怖が払しょくし始める頃というのがいつになるか、どの位あとなのか、これはその時の状況でないと判断できないと思います。
少なくとも戦争が終結するという見通しが出る時点だと思います。また、その見通しがどうなっているかは日経平均の株価が投資家全体の意見を表しており、落ち付いたり反発初めた時期がそうとも言えます。
そうなったら即時、すぐに手じまいの取引です。
なお、再度繰り返しますが、ここで述べる内容は個人の見解であり、結果については一切責任を負えないのでご注意ください。確信を持てないのならやめるべきです。
また、予想外に損失を回避できたら、その利益の一部でも、被害を受けた方に募金しましょう。
さらに、最悪ケースを考えこの記事を書きましたが、これらの状況にならないことを切に希望しています。
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