藤井四段の相撲観戦で分かった「国民的スター性」【画像と動画】

藤井四段が、7月12日に相撲の名古屋場所を観戦しました。

白鳳と握手をする写真だけでも、将棋界の外の世界のデビューとして驚くことでした。

打つ将棋を何度も見てきている中では、マスコミ対応と自身の冷静な姿勢も含め、将棋界のスターと思ってましたが、その枠を超えた、もはや国民的スターでしょう。

どういうフィーバがあったのか、その中での本人の対応はどうだたのか、今後同じようなイベントに現れるのか、本人はこんなに注目を浴びて大丈夫なのかなど考えてみました。

なお、特に関連することとして、藤井聡太さんのWikipediaが削除されようとなっています。これについても述べていきます。

 

どういうフィーバがあったのか

最初に見たのは、横綱白鳳と握手する姿です。14歳の若い棋士が横綱とも握手できるとは.....

白鳳も藤井四段のセンスを持ってうれしそうです。センスは藤井四段のプレゼントです。「汚い字でアレですが…」でかなり恐縮して渡したとのことです。 (なかなかかっこいい字ですよ....)

藤井四段もとてもうれしそうに映ってます。小さい時から相撲が好きだったためでしょう。

この写真を見ただけで、「国民的スターになった」と感じました。

名古屋場所は、学校を終えた後、学生服姿で、師匠の杉本昌隆七段と一緒に升席で見ました。なお、学校が終えた後からなので途中からの参加です。

相撲好きに加えて、相撲も勝負ごとのなので、その中から得られることがあったと思ったのでしょうか。

また相撲も将棋と同じ日本の伝統文化なので、本人も相撲に5歳から興味があり番付表を暗記していたそうです。スゴスギ!

別に洋楽のロックを好きになっていもいい年頃ですが、日本の伝統文化が好きなことが、日本人として、やはりうれしいところですね。

 

 

藤井四段の趣味

将棋だけかと思っていたら、相撲も趣味。それ以外を調べてみましたが、ラーメンとスイーツ好きということです。
ラーメンは、東京や東京近郊でもおいしいところがありますが、さすがに学業を続けながら、ラーメン屋めぐりをする余裕はないですね...
大人になったら、ラーメン屋でぱったり、なんてなるとスゴイですね。

 

それでは時系列的と想定した順番でどういうフィーバがあったのか、リストしてみます。( )は私の感想です。

ここでの注目は、宇良関が年が下の藤井四段から、注目されていることを知り、それをうれしいといっていることですね。

 

場所入前

八角理事長(元横綱・北勝海)のもとへ礼儀正しくあいさつに言ったとのことです。関係者との事前調整をしていたのでしょう。そこで質問攻めにあったそうです。

「体を揺する癖は(情勢が)良いときか悪いときか」
出展:スポーツ報知

この答えは、知りませんが、しっかり考えたい時ではないでしょうか。

また、藤井四段は 宇良関の技に注目しているとのことです。

(このコメントも相撲を見てないと出せない内容ですね...)

 

 

場所中

 

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着席とともに「藤井くんコール」

 

NHKアナウンサ「相撲を見ているお客さんがいない」

(こんなコメントが出ることは、相撲の歴史ではなかったのではないでしょうか? )

 

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時の人の来場に観客は土俵そっちのけで大騒ぎ

琴勇輝「誰入ってきたの? みんな立ち上がってたし、天皇陛下がいらっしゃったのかと思った」

臥牙丸「すごい歓声。誰も俺たちに興味ない。こっちは誰も見てなかった。総理大臣が来たかと」

豪風「ハリウッドスターが来たかと思った。今、何の映画やってたかなと」
出展: スポーツ報知

 

藤井が自分に興味を持っていることを振られると、宇良関「え? 本当ですか?」「今をときめく人に、そんな風に言ってもらえて…。年は下ですけど、うれしいです」
出展:日刊スポーツ

 

勝負メシではありませんが、幕の内弁当を食べたとのことです。

 

名古屋場所での升席ですが、値段は10600円(一人当たり)位とのことです。そんなに高くはないんですね。東京場所でもその程度です。一度は見に行ってみたいですね。

 

千代丸「藤井四段の方が有名だということ。俺への拍手は“すずめの涙”ですよ」

佐田の海は「最初は何だろうと思った」

臥牙丸「誰も俺らに興味ないな。朝青龍さんや総理大臣が来たのかと思うほどだった」

出展:サンスポ

 

以下、着席しているところです。

 

 すみません。TV画像のYoutubeは、規約違反であり、削除しました.............

 

場所後

この日の白鳳の試合もすごなったですね。

ノーガード戦法でK-1の試合を見ているようでした。

白鳳は藤井四段が見に来ていることを知っていたので、いい相撲をとろうと張り切っていたとのことです。ここまで影響を与えるとは。

この動画の最後には場所後の、白鳳と藤井四段の対面があります。

白鳳:「弟分ができた」

 

 

すみません。TV画像のYoutubeは、規約違反であり、削除しました.............

 

 

当日の白鳳からは以下のコメントがありましたが、連勝記録がとまった翌日の7月3日にも同様のコメント「まだ若い、反省して修正を」をしてました。

その時からすでに白鳳は藤井四段に注目していたのですね。

白鳳「ゼロから挑戦して自分の記録を乗り越えてほしい。若いからチャンスはナンボでもある」「静かだな。静けさの中に強さがある。大人になった姿を見てみたいよ」
出展: スポーツ報知

 

その中での本人の対応はどうだたのか

まず、観客への対応ですが、

写真を見ても分かるように、謙虚な姿勢で、握手を求められると、頭を下げながら応じたとのことです。

握手しているときの顔も笑顔で、「いやだ」という様子は全然ないですね。

注目されすぎると、いろいろな場所に言ってもすぐ握手だ写真だとられそうになるので、いやな風に感じるのが自然だと思いますが、この対応はとっても立派です。

本心から、「応援してくれてありがとうございます」と言っている顔つきです。

強さの他の、この謙虚さが藤井四段の人気のもとではないでしょうか。

 

相撲を見たり白鳳とあっての感想は、以下のものがありました。

「自分もあれくらいの気迫でいかなければと思った。相撲は一瞬で勝負が決まる。すごさを感じた」。
白鳳「かわいいね」藤井「自分も白鵬関のように堂々と将棋を指せるようになりたい。まだまだ(自分は)実力が足りないと思っている」
出展:スポーツ報知

このコメントでもわかりますが、勝負事から学ぼうとしているところがいいですね。

また、「実力が足りない」と、常に自分自身を高ぶらず、謙虚に改善を続けようとしているところが立派です。

毎日、新聞を読んでいるとのことで、その中からも学んでいるんでしょうね。

 

今後同じようなイベントに現れるのか

大相撲の他にも、名古屋でのイベントやコンサートなどあるでしょうし、特に名古屋関連の業界からは誘いがいろいろとあって当然ではないでしょうか。

今回、この相撲の記事を作って思いましたが、本人は、将棋一色ではなく、興味の範囲は知的に広そうです。

ただし、やっぱり学業と両立するために、自分が本当に興味のあり、将棋に役立ちそうなもの以外は、イベントなどに参加はしないのではないかと思います。

学業が終わり、将棋一本になったら、将棋会を盛り上げるためにも、テレビの対談や、もしかしたらバラエティなどにも引っ張りだこになると思うので、そこそこ露出してくる可能性はあると思います。

そういう意味でも、今回の相撲観戦はサプライズではありました。

名古屋場所があれば、また見に来ることはありそうだと思います。

でも、それ以外はなかなかないと想定します。

あるとすれば、子供向けの将棋番組の解説とか....こういうものがあれば自分も見たいですね。

藤井聡太四段の記事を書くために、対局を毎回見ていますが、初心者の私は、終盤、なんでそれで投了したのか、わからないことがしばしば...そこがわかるようになりたいと思います。

そこまでのレベルまでいければもっと楽しめるかと....いけないかもしれませんが。(笑)

 

本人はこんなに注目を浴びて大丈夫なのか

本人が注目を浴びすぎでいるので、大丈夫かと心配になるとことがあります。そのうちいろいろな対応をしつづけることにウンザリしてくるのではないかと。

また、今回相撲の会場での反応は、本人もかなりインパクトがあったと感じているのではないでしょうか。

良い反応ばかりなら、まだいいとしても、ネット上でも本人や家族のプライバシーに関わるような記事が出ています。その中には心痛いものも。

自分でも記事を書いていて思いますが、まだ未成年でもあるので暖かく見守る必要があると思ってます。

そこで、気になる点ですが、冒頭でもご紹介したとおり、Wikipediaで、藤井聡太さんの内容が、「一部または全体を削除することが審議されている」とのことです。

内容を調べてみたら、「詰め将棋の著作権によるもの」だそうです。

詰め将棋に関するところのみでは、全体の削除とはならないはずですが。

そこで、Wikipediaの「削除の方針」の内容を確認しましたが、気になったのは、「プライバシー問題に関して」というところです。

例えば、本人が公式に明かしていない、特に、在学中の学校名の記載という項目もあります。

学校名がわかっているので、そこに押しかけられたら、本人も学校も普通の生活ができなくなりますね。

芸能人の場合は、もともと注目されること覚悟で、芸能界入りしてますが、プロとは言え、未成年なので、配慮が必要かと思います。

ただ、本人の様子を見ているかぎり、マスコミ慣れしており、注目されることもそこそこ慣れているので、大丈夫そうですね。

マスコミと接点のある仕事の世界では、「マスコミ対応訓練」というのがありますが、そういうものを受けてみるとなお、良いかもしれません。

 

まとめ

藤井四段が、7月12日に相撲の名古屋場所を観戦し、白鳳と握手をしました。

将棋界の外の世界のデビューとして驚くことでした。将棋界のスターと思ってましたが、その枠を超えた、もはや国民的スターでしょう。

これからも暖かく見守り、数々の伝説を作っていって欲しいと望みます。

 

 

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