藤井聡太四段の公式戦連勝記録は29となり、30年ぶりの新記録となりました。
連勝はストップしましたが、他にも新記録候補があります。
2017年度版として、その候補をご紹介していきます。
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日本将棋連盟による歴代ベストランキング
日本将棋連盟が歴代の記録のベストランキングを発表しています。
内容は以下です。
- 年度対局数ベスト10 (78~89) 一位 羽生
- 年度勝数ベスト10(56~68) 一位 羽生
- 勝率記録ベスト10(0.8095~0.8545) 一位 中原
- 連勝記録ベスト10 一位 藤井
- タイトル獲得回数(19~97) 一位 羽生
- 一般棋戦優勝回数(22~44) 一位 大山
- 同一タイトル通算獲得(18~24) 一位 羽生
- 同一タイトル連続獲得(12~19) 一位 羽生
- タイトル連続登場(11~50) 一位 大山
この中で、5番以降は、かなりの年数がいるので、プロ入りしたばっかりの今年は無理ですね。
一番、取れそうなのは、3番の勝率記録ですね。現在、0.952です。 でも、これから強敵とあたることが多くなるかもしれません。
年度対局数という記録は、数だけこなせば言い訳でもないので、あまり記録としては、ぱっとしてない気がしますが、ベスト記録の中では一番最初に出てします。
対局数の数が多いというのは、それだけ力量が高い棋士ということになるのでしょうか。ちなみにひふみんは入ってませんね。
藤井四段の対局数を、今までの実績から想定すると、
12月24日~7/6で31局です。
195日で、31局なので、
31 * 365/ 195 = 58回
このままのペースでは、年度対局数や、年度勝数は難しいですね。
対局数ってどう決まるの?
やっぱり対局数ってどう決まるのかもう少し調べてみました。
年間の総対局数が決まっているので、どんどんと勝っていかないと、対局数は増えないとのことです。
では、レーティングが高い棋士で今まで2017年度に入ってから何局対戦しているか調べました。
藤井四段は、4月から、21戦です。
リストにすると、10戦、10戦、8戦、13戦、13戦、6戦、15戦......
なんと、藤井四段の方が全然多いですね。
これから対局数が多くなるのでしょか.....
そうすると、先ほどの予測の対局数より多くなる可能性もあるかもしれません。
これからウォッチする新記録
対局数が多くなる可能性も否定できないので、以下の内容の新記録ができるか否か、対局毎に見ていくこととします。
可能性のありそうな順で、
勝率記録の新記録(0.8545) 中原
年度勝数の新記録(68) 羽生
年度対局数の新記録 (89) 一位 羽生
まあ、藤井四段は、これらの記録を意識することなく、「一局一局に集中します」というと思いますが、まわりで盛り上がりましょう!
追記: 週間ダイヤモンドの記事を見ましたが、藤井四段は、現在の棋士レーティングの+200を目指すとのことです。これも追加しました。
新記録への挑戦と現状
記録 | 過去のベスト記録 | 藤井四段の現状 |
勝率記録 | 0.8545 中原 | 0.952 (新記録中) |
棋士レーティング | 1900(目標) 1884 (佐藤天彦名人) | 1703 |
年度勝数 | 68 羽生 | 20 |
年度対局数 | 89 羽生 | 21 |
2017年7月13日時点
まとめ
藤井四段のこれからの活躍を見守り、ますます盛り上がるために、今後取れそうな新記録を整理してみました。
今までの勝率を維持できるか否かが注目ですね。
もし負ける確率が今までと同じなら、また追加で29連勝位いくのではないでしょうか。白鳳にも自分の記録を超えるように言われましたしね。
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