decd84932d4556f1b53c7b1e1ce6239c s - 財政破綻(年金破綻・預金封鎖)~超円安と超インフレに備える資産運用

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財政破綻(年金破綻・預金封鎖)~超円安と超インフレに備える資産運用


日本の借金が1000兆円を超え、毎年の国の収支も大幅な赤字、気にならないでしょうか?

将来の年金はもらえるのか、預金封鎖など過去に起きた恐ろしいことは起きないのか?

本記事は、以下の方を対象にしております。

  • 財政問題が気になる方
  • 気にならないけど日本株や米国株は上昇が続きそろそろ下落するのではと懸念し、なかなか投資に踏み切れない方
  • 初心者だが資産運用してみたい方

私は、2018年の2月にNYダウが暴落した時に違和感を感じ、すべての株式/投資信託を売却しました。その時に半年~1年トレンドをみて、どうするか決める予定でした。

それから9ヶ月が経ち、自分のこれから長期(10~20年)における投資のポジションを定めましたので、情報をシェアさせて頂きます。

かなり重要な内容なので、ちょっと濃いですが、順を追って説明いたします。

 

財政破綻するのか?

財政破綻のまず定義ですが、政府の資金繰りが行き詰まり、予算を執行できなくなることです。

現在は、政府が国債を発行して、それを銀行が預金者の預金を利用して国債を買って政府にお金を提供しています。つまり皆さんの銀行預金が国の借金に使われているのです。

民間銀行は最近は国債保有のリスクを感じており、すぐに日銀に転売しております。日銀が少し高めにわざわざ人為的に買っているためで、黒田バズーカによる異次元緩和の一貫です。

民間銀行が何らかの原因で国債を買わなくなると、政府はお金をそもそも持ってなく、1000兆円以上の借金ですから、公務員の給料が払えなくなったり、地方自治体にもお金を提供できなくなります。

例えば原因としては、低金利継続による日本社会への副作用が大きくCLoseupされるようになり日銀が買い取りペースを落として、民間銀行は国債保有リスクを考えて購入量を落とすなど。

放漫財政をもう20年以上やっており、日銀のインフレ目標2%も達成はほぼ無理と考えているので、私は財政破綻する確率が高くなっていると想定しています。

「財政破綻なんてしないよ」という経済評論家などもいます。

ただ、このブログの趣旨にあるとおり、財政破綻しようがしまいが、一のリスクを考えて対応をとっておくことが一番重要です。

なぜかというとインパクトがあまりにも大きいからです。

今の日本には2つの主張が存在しており、その2つの主張をする人はそれぞれの主張を下ろすことはない模様です。

 

1つめのグループの主張:

日本の財政は問題ない。財政出動して景気を良くしていけば良い。これをしないと日本は沈没する。

 

2つめのグループの主張

日本の財政は大問題。さらなる財政出動も大問題。財政規律を考慮しないといけない。

ちなみに、私は、アベノミクスで穏やかなインフレを続ければ、相対的に日本の借金も減るので残された最後の政策として良いと評価していました。ところが、インフレ目標2%はほぼ達成不可能なことがわかり、

やっぱり、奇策で赤字の問題を乗り切れないな

と確信しました。

1つめのグループの主張を賛成している方はお気を悪くするかもしれませんが、この主張は、自分に対して悪影響がなさそうな政策なので、非常にシンパも多いんではないかと観察しております。「国債という人のお金」を使うからです。(自分では国債を買って国に資金を提供しないでしょう)

ただ、財政問題ないと言っている人の話を聞くと、本当ではない政府のバランスシートと呼ばれる財務諸表を出してきたり、IMFの論文で、日本の財政問題ない、ということを宣伝しています。

よって私は日本の連結財務諸表をまず精査しました。世界中の企業の株式も投資対象なのでバランスシートは良く評価しますが、やはり日本の財務諸表は、債務超過額、すなわち資産を全部売っても赤字になる額が毎年どんどん増えていて、とんでもない状況です。

 

IMFの論文に、「日本の財政問題ない」と書いてあるとのことで英文で読みましたが、ほとんど記述もなく、源泉データも不明、評価のロジックも不明で、とても読めるレベルの論文ではありません。

大体IMFは日本の財政が問題だと過去にいっていたのに、IMFは信頼できない機関だな、と感じました。

 

ちなみに、ノーベル経済学賞を受賞した米国のスティグリッツ教授は、「国債を永久債にして返さなければ国民も安心する」などと、トンデモない意見を言ってます。返って不安になるのにまったくわかってないな、と感じます。

ノーベル経済学賞をとった人はクルーグマンにせよ、結構はずすんですよ。決して信じてはいけません。

少し専門的になりますが、なぜかというと、今ノーベル経済学賞を取るのは、マネタリストと呼ばれる、お金を中央銀行がどんどん刷る政策の人が評価される傾向が多いからだそうです。

そしてその影響が米国含め大きくなってます。

これに対して財政出勤派はケインジアンと呼ばれます。

 

でもその2派以外にオーストリア学派のグループがいて、中央銀行の関与や財政出勤など無理な政策をとるな、小さい政府や自由市場を信じろ・無理に介入して悪化させるな、という説がありますが、日本に紹介されることはなかなかないのが現実です。

このオートスリア学派の考え方が今後の日本には一番有効かなと考えてます。なぜなら、ケインジアン政策も過去20年失敗し、マネタリスト政策も行き詰まったからです。

まとめとして、

  • 財政破綻リスクは大きいので、備えるべき
  • ノーベル経済学賞を取った人を引用されても信じるな

です。

 

財政破綻したら年金破綻や預金封鎖が起こるのか?

財政破綻したら年金も破綻します。つまり予定額がもらえなくなります。なぜなら政府にお金がないからです。

かといって全部もらえなくなるわけではなく、良ければ30%位の減額です。悪ければ、このあと説明するかなりのインフレが進行し、年金で生活はとてもできなくなる可能性があります。

また、財政が破綻したら、預金封鎖などが起こるかですが、藤巻健史氏の図書によると、日銀破綻の方が可能性が高いと指摘されています。

預金封鎖は過去に、日本でも戦後に起こってます。

また、中央銀行の破綻は、過去にはドイツで、それから数百年前ですが、米国は、2度中央銀行をつぶしています。私自身は歴史に学ぶのが重要だと考えています。

預金封鎖は、過去、戦後に戦費が払えないのでやりましたが、この時は、国会による審議はなく法律でなく、令という形の閣議決定のみでやりました。

銀行がしまっている土日に発表し、月曜日から引き出せなくなると。そのあとは、新円に切り替えです。

 

同じようなことが今の日本の制度でできるか否かはわかりません。超法規的対応とかちょっと前日本はやってたような気がします。

また、これができないのなら、日銀を破綻処理する、という方が簡単かもしれません。異次元緩和で日本円の信用がなくなり、円が流通しなくなったから、ということで、一旦リセットするために、日銀につぶれてもらい、新円に切り替えです。

預金封鎖は関係する機関が多すぎて指示しきれない、あるいはネットでの決済もあるので、すぐには対応できない気がしています。

まとめると、

預金封鎖、日銀破綻 両方あると思って準備しましょう。

なければないに越したことはありませんが備えあれば憂い無しです。

 

超円安とハイパーインフレになるのか?

財政破綻するトリガーは、もしかしたら、超円安とそれに続くハイパーインフレによるかもしれません。

ただ、ハイパーインフレというのも定義がばらばらで数億倍物価があがるという実例もあれば、Wikipediaによると、年率約26%の物価上昇でもハイパーインフレといってます。

私自身はシナリオ検討により、極度の円安が物価を数倍にする、との可能性を想定しています。

極度の円安のレンジは、1$=500円以上です。円安が輸入品の物価を押しあげて物価高になります。

なぜそんな円安になる可能性があるかというと、国民の多数が、「円は危ない、紙くずになるかもしれない」と思った時に、円をドルに転換するからです。

現在は、ネットが発達しておりますので、FXや、今後はスマホの簡単に取引などもできるようになるので、一気にドル買(円売り)に走ると円安が進行します。

ならないかもしれません。でもこれもなった時の影響は大きいです。ただし、ドルを持っていたら影響は出ないで済みます。

どうして影響が大きいかというと、今預金に100万円もっていたとしますが、たとえば物価が3倍になつたら、昔と比べ、買える量が1/3になるからです。

一番困るのは年配の年金生活者です。預金切り崩して生活していますし、年金額などすぐ改定されて上げてもらえることはありません。

ロシアなどでもそうですが、極度のインフレになると、一番困るのは年金生活者だといいます。なぜなら、働いてさらに稼ぐことができないからです。

まとめると、

極度の円安とインフレが来ると思って準備しましょう。

 

また、こんな話を書くと、「不安をあおっている」と受け止める方もおられると思います。もしそのリスクがないと思われるのなら、そのご認識で結構だと思います。個人の自由です。

私自身もリスクが顕在化しない方が良いと考えています。

ただ、リスク管理の観点からは「万一に備える」ことは重要です。

 

個人としてどう備え、資産運用すれば良いのか?

今まで述べたリスクが起ころうが、起こらまいが、両方に対応する一番良い資産運用は何か、ということを集中的に考えました。

つまり、以下が同時に狙えないか。

  1. リスクが顕在化しなくても資産を増やせる。
  2. リスクが顕在化したら資産を保全でき、損失回避できる。
  3. リスクが顕在化したら、大きく資産を増やせる。

なんとも、虫のいい話ですね。 笑)

資産運用が初心者の方はまず2を目指し、1も多少投資する。

中級者の方は、1と2を狙う。

上級を目指す方は、1~3まで目指し、そのためのスキルや知識を磨き実践刷るのが良いと考えます。

順を追って説明いたします。

 

リスクに対応した資産の保全

藤巻健史氏の推奨ですが、円を持っていると問題があるので、米ドルのMMFを証券会社(ネット証券)で購入するのが推奨されています。

銀行のドル預金や低機預金の場合は、大幅な円安になり為替差益が大きくなると税金が累進的に高くなっていきます(最高55%)が、ドルMMFだと20%程度で済みます。

日本の銀行よりは利回りが良いです。為替リスクはありますが、円とドル、どっちがリスクが高いと思われますか。やはり最強の国の世界の基軸通過のドルの方がいざという時リスクは少ないのではないでしょうか?

抵抗があるのなら比率を抑えて保有し、もしも財政がやばい、円安傾向と思った時、買い増しをするのでも良いです。

その時初めて検討するのでは遅いので、今から少額でも良いので、どこの証券会社で買うのか、注文をどう出すか、など練習しておいた方が良いです。

もしかしたら、円がヤバくなった時、注文が日に日に増え、証券会社のサーバーもパンクして買えなくなるかもしれないからです。すぐに注文出せれる準備が重要です。

 

また、少しFX取引とかも興味あるのなら、FXでドルを買うのでも良いです。この場合はスワップポイント(利息みたいなものです)がつきますが、利回りは、ドル建てMMFよりは良いです。

多少怖くても、少額でまず試されてはいかがでしょうか?

なお、トレーダのように多数取引をするのではなく、あくまでも長期投資です。頻繁な売買一切必要ありません。

 

私の場合は、レバレッジを3倍にかけて、つまり資金の3倍の量を購入できますが、3倍だと毎年の利回りが7.5%位(2018/11月時点)いきます。

この利回り魅力ではありませんか?

レバレッジ3倍ならあまりリスクはなく、重要なことは、3回から5回に分けて段階的に購入することです。そうすると、もし円高になったとしてもその時に追記購入できるので、リスクが小さくなります。

なお、私は2回買い付けましたが、なかなか円高にならないため、3回以降の買い付けはしてませんが、それでOKです。

これらのドルの購入についてはあくまでも自己責任でお願いいたします。

儲かった時だけ、感謝のメッセージをください。笑)

 

「ドルだけ持つのも怖い」という方は、実物資産のゴールドやパラジウムを買うのをオススメします。

ただ、資産の一部、10%以下かな、と思います。自宅で保管する場合、盗まれるリスクも少しあるので。

 

2018/11月の時価で、100gのバーで、各々47万円位します。それよりも小さい単位で、金の場合はあります。金は太鼓の昔から価値を認められているので、ドルや円よりも価値が落ちにくいです。

またパラジウムを一般に売り出したのは最近ですが、需要が高くなっており、値段もあがっています。

友人に持たせてもらいましたが、100gでもずっしり重く、輝いており見ると幸せになれそうです!

 

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なお、調べてわかったんですが、売却した時に利益が50万円以下の場合は税金かかりません。他の投資商品にはない優遇です。

パラジウムは投資用、ゴールドは永久に保管だが、万一のピンチに使う、というのでも良いかと思います。

できれば貸し金庫などで保管すると良いと思いますし、そうでなくても盗難対策はしっかりやっておく必要があります。

なお、あくまでも自己責任でこれもお願いいたします。

 

リスク顕在化しなくても資産を増やす

これを思いつくには時間が少しかかりました。

極度の円安でも資産が増え、またそうでなくても増やせる資産....これは基本的にはドル建ての投資物になります。

ただし、冒頭ご説明したとおり、NYダウは高値で暴落する可能性も感じてます。企業の業績などから見るとまだ米国株も発展する、との論評もありますが、信じません。何せリーマンショックの前も同じような楽観論がありましたので。

企業の業績がどんどん悪くなる、それは米国もヨーロッパも金融緩和を大規模に10年やってましたが、それが終わり出口に向かうので、今までの10年のトレンドが転換する恐れ有り、と見ています。

そうすると企業業績もどんどん悪くなる可能性があります。ならない可能性ももちろんあります。

NYダウのピークが高い、というよりは、世界的な金融緩和が終わると、どういうイレギュラーなことが出てくるか、の方が懸念です。

つまり、

  1.  米国などの不調に縛られない、内需手動で経済成長している国の株
  2.  今後、長い間に渡って人口が増加する人口ピラミッドの良い国

この2つから対象国の株を発掘すると良いです。以下の記事が参考になりますが、対象国は5つ。

VIPAA、すなわちベトナム、インド、フィリピン、アフリカ、アメリカです。

このうち、アフリカはまだ証券市場が発達してなく、アメリカは除外です。

 

 

よって、ベトナム、インド、フィリピンから特定の株式を選んで、ネット証券から注文すると良いです。

 

注意: 投資信託で購入しないほうが良いです。対象国の株価指数が右肩あがりでも投資信託は10年位のトレンドを見ると、冴えないものが多いためです。販売会社側が高めの手数料などをさっぴいているためと想定してます。でももし良いものがあれば、それでもかまいません。

 

この3カ国の中でもどれが良いかといえば、インドです。

なぜなら、インドは株式をインドで購入する代わりに、NY市場に株価と連動するUSドルでのADRという株を上場しているからです。

インドの成長も取り込め、超円安になった時には、円安からくる利益も取れるということで2倍も良いです。

なお、円安になるのなら、米国のドルに対しても、他の国の通貨に対しても同じ、という意見がありますが、私はそうでないと考えています。

なぜなら、日本人が円に見切りをつけたら、インドのルピーやユーロを買うのでなく、米国のドルを一番買うからです。よって、対円で見ると、ドルが需給が以上に高くなると考えると、一番高くなると見ています。

さらにインドは内需中心の国ですので、米国株が暴落しても、米国経済がまずくなっても影響を受けにくいのがポイントです。

また、株式購入になるので、どの株でも良いわけではなく、株価が高くなるファンダメンタルズを理解して、その上での選択眼が必要になります。あとで例として、私が購入したものをご紹介します。

それから、あとは、ベトナムやフィリピンですが、過去にアジア圏の株式の分析は何度かしてますが、現状フィリピンについては成長かなりしてますが、手頃な価格の株が見つかってません。

そういうものを発見したら、それでも良いとかもいます。

 

ベトナムについては、過去に有望銘柄をいくつか発見してますが、その中でも現在2つのものは有望で、またちょうどいい位に価格が落ちてきてます。

全体的に今ベトナム株は不調ですが、金融緩和が終わり、ベトナムから米国に資金が戻るため、ベトナム株が売られていると考えてます。

よって、その株の本質的価値が変わってないのなら、買えます。これも2社の株式が対象ですが、あとでご紹介します。

私は、現在、ベトナム株は段階的に底値を探りながら買い付け中です。

また、ベトナム株は、東日本大震災の時に世界の株式が下落する中で、ベトナム株はあまり下落しませんでした。この国も内需中心なので影響を受けにくい印象です。

10年から20年のレンジでこれらの株を保有しようと考えてますが、シナリオどおりに成長するかどうかの確認を月に一度程度します。(ほったらかしはいけません)

ちょっと中級にはなりますが、あくまでも自己責任で、取り組まれてもいいのではないでしょうか?

 

リスクに対応して資産を大きく増やす

これは、上級編になります。私も技術の向上のため、勉強やトレードを少額でやっています。

投資手法は、日経平均先物、日経平均オプション、仮想通貨FXです。

イメージとしては、財政破綻、超円安・インフレの雰囲気を察知したら日経平均先物で、売りを建てることです。そして、そこで種銭を稼いだら、日経平均オプションのプット(売り)を買い、10倍以上の利益を取っていく方法です。

日経平均先物は、反対方向に動くと、追証といって追加のお金を入金する必要があり、下手をすると破綻してしまいます。よって、大きな勝負はかけられません。

ただし、日経のブットオプションは、買った額だけで決済でき、追証一切必要ありません。

米国の有名な株式投資家・評論家のジムクレーマも、このオプションで大儲けしました。

うまくいくと、10倍から100倍の投資、当てて見たいものです。

 

次には、仮想通貨のFXです。国内の業者は、追証ないといっても不足金が必要とかになってますので、利用できません。米国のBITMEXだと追加の必要は一切必要なく、レバレッジは最大100倍までかけれます。

よって少額で、プットオプションと同じように高倍率の利益を狙えます。超円安になる時には、ドル買いと同様に、他国であったように、仮想通貨に資金が流れる可能性があるからです。

これも普段から少額で練習しておく必要があります。

レバレッジは50倍位でやると、ちょっとした戻しですぐ損になって自動決済されて資金がなくなるので、レバレッジ3倍位から日々練習すると良いです。(なお、今、仮想通貨市場か暴落してますので、ちょうど少額で売りポジションをとって、練習しています)

 

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BitMEX

 

これらの上級編の資産運用、トレードはうまくいけば、数倍以上の利益が狙えますが、リスクもあるので、資産のうち、10%以内にした方が良いと考えます。

これらのトレードでは、一秒たりとも気を抜かない方が良いです。よって、そんなに頻繁にトレード練習する必要はなく、相場が大きく動きそうな予想が自分で建てられた時で集中できそうな時だけやるのが良いです。

数ヶ月に一度位でも十分だと考えます。

 

トレードで得られた利益はどうするか?

仮想通貨の場合は、そのままBITMEXの口座においておけば良いです。

日経平均先物やオプションですが、これらは円資産になるので、利益が出たら、すぐに出金して、そしてそれをさらにドルに変換した方が良いです。

ここでも先程ご紹介した商品を購入しても良いのですが、すべてが日本国内の会社で購入すると、日本政府による規制がかかって売買など制約が出る可能性があると想定しております。

よって、ドルのMMFやFX,株式などではなく、米国の銀行にドル送金する、というのも良いかと考えています。

送金金額の制約が少なく送金でき、簡単に口座開設もできる方法は相当研究しましたが、以下です。

1)米国のUNION BANKに口座を作る。

2)ドルに変換しての送金は、新生銀行のサービスより行う。

UNION BANKは、日本のMUFG系ですので、日本語ですべて対応してもらえます。ただ、米国の銀行になるので、日本政府の影響は少ないと考えてます。(基本的にはないはずです)

また、ドル送金する時に通常の銀行の場合は、100万円とか制約がありますが、新生銀行のGO REMITを利用すると、審査とか書類の提出は必要ですが、限度額を変更できます。よって他の銀行にはない使い勝手があります。

これも練習を何度か事前にしておくのが良いです。

UNION BANKからはキャッシュカードが送付されてきますが、それをゆうちょ銀行などのCirrusのマークがあるATMからは円に変換して引き出せます。これも先週確認しました。

よって、ドル資金を円で簡単に引き出せるのでいざという時、かなり便利です。

ただ、念のため、ここにおいたドルは、大量に円に変換すると、累進課税がかかります。それを防ぐため、多量に両替するのでなければ、ドルのままおいておき、少しずつ使う、というのも良いと考えます。

 

 

私のポートフォリオと、推奨ポートフォリオは?

自分自身がどういう投資対象について、資産配分しているか、それをポートフォリオといいますが、参考用にご紹介します。

なお、生活費の預金は除いたものです。

 

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ドル資産が全体の71%です。その内訳は、FX3倍レバのものが34%、$建てのインド株が21%、ドル建ての米国債権ベアが15%です。1%だけドル建ての投資信託がありますが、これは銀行の手数料を0にするために保有しています。

それからアジア株が14%、現地通貨建てです。

ゴールド・パラジウムは5%、トレード用のキャッシュが9%、仮想通貨トレード用が1%です。日本株は0%です。

これらは、30%とかのぴったりした値ではなく、端数になってますが、たまたま保有しているものの売買をしていたらそうなっただげで、びったり30%とか10%にしても良いものです。

なお、これが資産(アセット)のアロケーションですが、段階的に安値を探りながら購入していますので、この状態になるには、あと半年位かかるかもしれません。

無理に高値で購入しないからです。

また、この中で「米国債ベア」というファンドがありますが、米国の金利が上昇するので、米国債は債権の性質上、値段が下がります。その下がる方向にレバレッジを効かせて利益を出す、ベア(熊・・・つめを下ろして暴落させるイメージ)のファンドです。

年初に買って調子は良かったですか、今後も良いか否かで売却する可能性もあります。株価が下がった時に、債権が買われて、値段があがり、損になることもあるからです。

結局、米国債ベアファンドは売却しました。(2018/11/30) FRBパウエル議長が金利引き上げについて抑制的な発言をして、米国債が買われ、ファンドは下落しました。今後のトレンドを考えた場合、このファンドの値段が上がる可能性は中立で、長期運用を考えると、この債権の利回りはもう高くなくなったと判断しました。その資金の分は、インド株とアジア株に振り向けます。

 

注: 2018年末の株価暴落により、円高になるリスクが増えましたので、利益が下がってきた時点で、FXレバポジションは利益確定し、キャッシュにしています。この資金は、そのまま暴落がさらに極端になり、バーゲンセールとなった割安株の買いの資金に使うか、円高リスクが減りそうならまたFXに戻すかもしれません。

 

 

また、購入した株ですが、

・インド株・・・HDFC銀行
・ベトナム株・・・VNM(ビナミルク:配当利回約4%)
GDT(木製製品会社:配当利回約4~7%)

です。これらの銘柄をどう分析して買ったかはまた長い話となりますので、割愛いたします。

いずれも成長率が良く、企業の体質も良く、ベトナム株は輸出でも期待できる株です。

 

注: ビナミルクは、売上が2018年の9ヶ月で前年比下がりました。恐らく競合会社のTHミルクが売上を伸ばしているためだと考えます。よって株価が低迷していますが、長期的には牛乳市場は伸びると考えてますが、安いところを何度か狙って購入する予定です。但し、定期的な確認が必要です。

 

びっくり: ビナミルクちょっと気になったので、久しぶりリに会社のHomepageに行ったら、株主向けの質問Windowがあったので上記の売上減のことを英語で聞きました。そしたらびっくりですが、15分位で回答が来ました! こんなに早い回答は日本の会社でもありませんでした。ベトナム企業は日本企業より意思決定や対応が早いと聞いてましたが、そのとおりでした。

売上減の理由ですが、乳製品市場は、全体的に悪いためとのことです。理由は、農家で収入が低くなった人たちがいるとのことです。砂糖や米、豚肉など値段が下がったためとのことです。でもシェアは0.8%伸ばしたとのこと。来年は5%マーケットは伸びる見込みとのことです。

 

びっくりその2: お礼をビナミルクの担当にいって買い増ししたいと言ったら、返答がまた来て、「買うにはいいタイミング、2018/Q4と来年は改善する」とのことです! 2018/Q4の業績見込みなんて、どこもに情報ありません! こんな公開されてない情報も教えてくれるんですね。あと、2回に分けて買い増しします。ただ、2018年末に株価が暴落しているので、買います時期はかなり先になるかもしれません。

 

検証: 2019/1/05

ベトナム株は、NY市場が暴落時にも海外から買いが多く入ってました。海外からの買いと売りが表示されるようになっているのでわかります。また、インド株も若干は下がったが思ったより下がってないです。これらの国は内需中心なので影響を受けにくいと考えたが、現時点では当たっています。より成長が向かいそうな所や、債権にお金が向かっています。ただ、もう一段の下げがあるかもしれないので、2段階に分けて、多少割安になったところで1,2ヶ月で買い増す予定です。キャシュをFXで持っているのでさらなる暴落時に買い増しできるところがポートフォリオ上、良いです。

 

日本株は財政破綻時には暴落するし、そもそも成長率とビジネスモデルが他国のベストの株と比べて良いものがなかったので私は購入しておりません。海外企業よりも成長できるのがあれば過去には買うべきでしたが、ありませんでした。

インド株ADRは、SBI証券や楽天証券で買えます。

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申込はネクシィーズ・トレードへ

ベトナム株はアイザワ証券で買うのが一番安いです。

 

それでは、初級者から、中級者向けにはどれが良いかというと、同じように生活資金半年分位は、円で持つとして、以下がポートフォリオのサンプルです。

 

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えっ、これでも十分上級者以上で見知らぬ商品が多く、リスクを感じられますか?

それが普通の感覚だと思いますので、商品ごとに勉強をされると良いです。納得してから購入すべきです。

また、ドルのMMFと、ドルのFXの2種類にしていますが、「ひとつのかごにすべてを入れるな」とのことで、同じ業者ではなく、別の業者での購入のためです。

また、インド株やアジア株を選択するのが面倒なら、インドの株価の指数に連動する、

iShares S&P BSE Sensex India Index ETF (iシェアーズS&P BSEセンセックス・インディア・インデックスETF)

など手数料の安いETFのみに投資するのでも良いです。

楽天証券で多く扱っています。

なお、ベトナム株については投資信託もETFも成績が良くないものしかないので、やるのなら個別株です。個別株をやらないのなら買わなくても良いです。

さらに初心者の方で、FXでレバレッジ3倍をかけるのが怖いという方は、レバレッジ1倍にすれば、MMFのドルを買うのと同じです。

ただし、スワップポイントによる利回りがFXの方が2.5%程度で良いので(2018/11月時点、MMFは、1.9%で買い付け手数料も3%程度かかるがFXは買い付け手数料も無料)おすすめです。

なお、スワップポイントと売買レート差などで一番お得なFX会社を比較しましたが、マネーパートナーズのFXが一番良いため、私も利用しています。

スマホからのチェックや売買も簡単にできるので、いざという時の対応もでき、ありがたいです。

 

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なお、これらのポートフォリオにすぐ変換するのでなく、少しずつ試しで買って練習して、相場など勉強し、いざと言う時に一気に円から資産を移すのでも良いです。

 

なお、くれぐれも投資は自己責任でお願いします。ここに書いてあることも年月が過ぎ、市場が変化すると、当てはまらない可能性もあります。

よって、不断の勉強が必要となります。

検討内容を深めるために、財政破綻にならないシナリオも検討し、以下の記事にまとめました。

 

まとめ

2018年11月時点のNYダウ、日経平均の高値の状況を加味して、今後の日本の財政問題に関わるリスク(超円安・インフレ)に対応する資産運用方法をご紹介しました。

この対応だと、財政問題が出なかったとしても資産の保全や増加も狙えます。

私自身は、このポートフォリオで10~20年は運用しようと考えてます。

ただ、毎日の経済ニュースのチェックや、月に一回程度の保有株式の状況のチェックは必要で、特に株については当初の成長が中期的に見込めなくなったら組み換えも必要です。

また、米国株式が今の高値から大きく下落した場合、優良株を買う可能性はあります。

投資に絶対はありませんが、お役に立てれば幸いです。

 

 

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